自作の友

主に正12面体SP・BOXの製作関連とそれ以外のオーディオ製作が主です。時には季節の移ろいなどもアップする予定です。

2015年03月

 接着の乾燥も程ほどにして四畳半に押し込みました。新しいスタンドで聴くのはLPコンサートの時が初めてで四畳半で正式に聞くのは今日が初めてです。やはり新しいスタンドにして正解でした。定位が一段とよくなりました。
 さて雁皮エッジで聞きました。

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  新しいスタンドの影響があるので明確には言えませんが、部屋で聞く音量では不具合は聞き当たりません。ただ構造上、腰の弱さが気になりますので水性ゴムなどでコーティングすれば、雁皮の強靭さが十分活かされライフ面ではクロス・エッジに近い寿命が期待できるかと思います。是非、貴兄のトライアルを期待します!

 追記:早速、モノタロウに水性ゴムを注文しました。

 一旦は、紙袋の紙で「ロール・エッジ・もどき」を作ったのですが柔軟性が好くありません。翌日、名塩紙の製造所に行き、一寸厚手の雁皮100%の紙を購入しました。厚さは概ね1万円札と同じ様な感触です。
  購入した和紙で「ロール・エッジ・もどき」を作りましだが柔軟すぎて強度が今一です。一時は、水溶性ゴムのり(BE1-5)の購入を検討しましたが取り敢えずはダメモトで交換を始めました。
 

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 コーン紙と雁皮エッジは写真左下の物を使い、フレーム及びガスケット周りは木工ボンドで雁皮エッジを接着しました。

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 ロールの形状は結構いけてます。さらに、接着直後ですが軽くコーン紙を押してみると感触も上々です。ロール自体の硬さもコーン紙とフレームで固定されたためしっかりしました。
 これまでの経過で雁皮エッジは使えるという感触を得ました。
雁皮エッジをもう一枚作り今日中には音出しと行きたいものです。

 つづく

 普段使っているスピーカーエッジの状態が良くないのでこの修理を先に行います。コーン紙がプラスチック製なら前回の様な方法も取れるのですが今回は紙製です。
 そこでSPエッジ付近を再現した冶具を作ることにしました。再現する範囲は、エッジ糊しろ~ロール・エッジ~ガスケット迄です。まず、SPの各所寸法を測定します。測定からコーン紙の角度は約34°であることが判明。これらより、エッジ糊しろの部分を厚紙から切り取ります。
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エッジ糊しろの傾きは、写真左のように60°部分を切り取り両端をセロテープで貼り付ければ再現できます。
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 エッジ糊しろをセロテープで台紙(糊しろ部がコーンに接する内径の円に切り取ったもの)に固定し、さらに別の台紙に周囲をコーキングで固定します。その周りにφ13のバックアップで鉢巻をしたいのですがポリエチレン製のため普通の接着剤では付きません。色々悩んだ末、ガスケット固定部分をダンボールで所望の口径にくり抜き周囲からバックアップを押さえることにしました。バックアップの周辺もコーキングで固定。
 余談ですが、ダンボールのくり抜きにもジグソーが有効でした。お試し下さい。
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 エッジに使える厚手の和紙がないので適当な紙袋をA4サイズに切取り、前回と同じ様にパーツを作成します。このパーツを丹念に張り合わせればロール・エッジもどきができます。こと時にパーツ(紙片)は、クシャクシャにしてから使うと糊付けが楽になりロール・エッジ部分のなじみが良くなります。
 とりあえず1枚できたので早急に移植オペを行ってみます。

 つづく

 arunas001さん主催の第26回醍醐LPレコードコンサートに参加しました。詳しい出品内容は「URL: http://blogs.yahoo.co.jp/arunas001/54949353.html」を参照下さい。
 当方は、旧作アンプ(URL: 6DQ6A パラ・シングル・アンプ(SGドライブ)-1)+正12面体SP・BOX(新型スタンド付)で参戦しました。

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 写真は、arunas001さんのブログから無断拝借したものです。
Woody&Allen工房さんのSPシステムと比べると歯が立ちません。が、氏からは有り難いコメント(URL: http://blogs.yahoo.co.jp/bamboo_bun6/34756223.html 参照)を賜りました。他の1名の方からは、MILES DAVISの、「'ROUND ABOUT MIDNIGHT」が天井から降りて来る様に聞こえた とのコメントを頂きました。当家の四畳半では、ホールのように聞こえます。
 総合しますと、当SPは音場形のスピーカーと言えるかと思います。

 取り合えず1台だけでも新しいスタンドに変更したくなり早速取り付け開始。足とアダプターにロウを塗りつけると摩擦はかなり低下。
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 完成後の外観はこんな感じです。左右前後に傾けて安定性の確認!固定板は、もう少し手前側に延ばすべきでした。(地震が来なければまず大丈夫でしょう。)ロウは付けたもののスライドの具合が今一です。次の一台はもう少しクリアランスを取るべきですね。
 
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 早速、四畳半の部屋に押し込みました。足元は威圧感が無くなりスッキリしました。
早く残り1台を作り新スタンドでの音色を確認したいものです。

 つづく

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