自作の友

主に正12面体SP・BOXの製作関連とそれ以外のオーディオ製作が主です。時には季節の移ろいなどもアップする予定です。

2016年01月

 SP・BOXの製作は、中断してトランスケースについて検討しております。これについては本ブログと姉妹ブログで二回に渡って記事にしております。


 ①は、薄い鉄板(廃品)を加工したもので②はアルミ板を使用したものです。ケースが大きく出来る場合は②ないしは以下の様にすれば問題が有りません。

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 しかしながら、ケースの大きさが充分に取れない場合はチョーク或はトランスと一体化しないと収まりません。①はその一例ですが今考えてみると検討の余地が有りました。 前回は、ブラインド・ナットというものを知りませんでしたのであのような構造になりましたが、「ケーブルの引き出し方」及び「OY-15形の取付け互換」については、今考えても非常にユニークなものでした。
 今回の構造は、①を基本に考えましたが製作は格段に簡単になり、チョーク或はトランスはフレーム状アルミ材に固定し本体ケースからビスで固定できるようにしました。

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 押し出し成型品とは比較になりませんが、手作り100%のケースには趣が感じられます。





 TW用BOXが出来上がりました。未だデコボコが有りますがまずまずの出来です。

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 このままでは、使えないので紙ヤスリで一応、凹凸がほぼ無くなるまで丹念に磨き上げ専用の固定台に取付けて見ました。

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 更に、本体BOXに仮止してみました。

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 まあ、こんな感じになります。一応の目処が付きました。ただ全部ユニットをつけると重心の位置は大分前に移動するので計算&実測で確認し適当なアダプターを作り直す必要が有ります。

 つづく



 早速、接着開始です。接着のし易さを考慮して二つに分けて接着します。

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 問題なく接着できています。二つの重量は合計で約310gです。二つの位置合わせをして再度、接着。出来上がればヤスリ掛けが待っています。

 つづく

 一応球形らしいものが出来ました。

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 接着は未だなのでセロテープで止めてみました。この状態でユニット込み重量は約780gですが内部のカット及びヤスリ掛けが終わればばもう少しは軽くなります。
 蛇足ですがこの製作もCADがなければお手上げでした。

 つづく

 AさんよりウッドコーンTWを頂きました。「このTWは、強力なネオジMGで、金属とソフトドームの中間的な音色です。高域は30~40kHz位は伸びていたと思います。8.5cmではTWは不要ですが、高域の質を良くするのであれば、WFのハイを少し切りドームTWを足すと質は向上します」とのこと。
 Aさんからは、TWをB&W風に使ってはとのアドバイス。本体BOXを正12面体で作っているので本来ならばTWも同じにしたい所ですが、この大きさでは手持ちの機械では製作できません。そこで正12面体と同様な効果が期待できる球体を考えました。

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 ウッドコーンSP用BOXの製作(7)で三脚に乗せたBOXの向きなら問題なくTW用BOXが乗ります。TW用BOXは、コンパネを積層させ表面は出来るだけ球体に近づけます。

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 木工用轆轤などは無いので手持ちの機械で出来るだけ球体に近づけるべくやってみました。まずまずの出来です。これにヤスリ掛けをすれば更に良くなるでしょう。

 つづく


 


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