自作の友

主に正12面体SP・BOXの製作関連とそれ以外のオーディオ製作が主です。時には季節の移ろいなどもアップする予定です。

2020年03月

 実は、神戸新聞NEXTで「山あい春色濃く 丹波でミツマタ満開」の記事を見かけ無性に見に行きたくなりました。子供の頃、叔父さんが三椏和紙の紙漉きをしていたので「皮剥ぎ」から最後の「乾燥」までほぼ完全に知っているから三椏には特別の愛着があります。

 そこで地元の丹波新聞に尋ねた所、週末までは大丈夫との連絡を貰い計画を立てました。知り合いで先日お越し頂いた和多田さんにコンタクト。聞けば、3/29(日)には神鍋山の山焼き(10時開始)が有るとの事。俄然、ヒートアップ。前日までは、神鍋山に10時着で計画を立てましたが残念ながら雨模様で中止との悲報!。

 気を取り直して当地(西宮のチベット)を10時過ぎに娘夫婦と出発。当地は雨も上がり薄日が差す天候でしたが「民宿 陽喜(豊岡市日高町)」に近づく辺りから雨模様!。
 到着し、早速特製のすき焼に舌鼓を打ち更には3Dプリンターの実演や作品を見せて頂きました。そして、別れ際には自作の「消毒スプレー」まで頂きました。
 ところで2020年の「でこぼこオーディオ試聴会」は6月6日、7日にあります。是非、参加下さい。私も正12面体BOX+ホーンBOX(ホーンブースター)で参加します。

昼食とオーディオ装置
3Dプリンター
 
 民宿は14:30頃に出発。次は、メインイベントの三椏の花見です。現場は丹波市青垣町大名草(おなざ)付近。ナビに地名で入力。走っていくと三椏の花がチラホラ。が一寸行き過ぎたようです。
道の駅 杉原紙の里・多可」までオーバーラン。が結果オーライです。道(R427)の向かいに目指す三椏の花を発見。おまけに杉原和紙の工房まで見れて!。

三椏と杉原紙

三椏の花弁にはほんの僅かの蜜があるのを子供の頃体験していたので早速トライ。微かに蜜の味がしました。

 更にもう一箇所。首切地蔵尊(丹波市山南町谷川)の近くに猫の額ほどの山林を持っているので先ずは地蔵尊で事前に用意したPETボトル3本に水を汲み荒れ果てた山林の確認をしました。もう辺りは薄ぐらく後は帰路に着くだけです。
 がもう一つのイベントが待っています。数日前に自宅周辺の里山を探索した際に蕗の薹を見つけ事を娘夫婦に報告したところその蕗の薹が見たいとの事!。勿論、辺りは真っ暗。ヘッドライトを着け慎重に歩く事、10分。有りました々、4本程の蕗の薹が。これらは、娘夫婦の胃袋に入った様です。
 私は、帰る道中に天蚕の抜け殻を見つけたのでこれを頂きました。

天蚕

 以上で昨日の日記は終了です。

 防振対策の材料を買いにホームセンターに行きました。最初はビニルテープをと考えましたが店員に着色できるテープは?と尋ねた所、アルミテープを勧めてくれました。これなら強度的に強く色もアルミフレキにピッタリ。振動しやすいのはストレート部分なので取り合えず作業開始です。

工程

 養生テープを巻いても左程差は無いとは思いますが矢張りアルミテープの方が確りフィットしておりある程度の重量もあるので良い選択だった思います。
 音出しをしながら作業したのですが、流石にホーンの威力は素晴らしいです。それとホーンを通過することにより若干ですが”音のずれ”を確認しました。フレキ部分を加えると音道の長さは2mを軽くオーバーする訳ですから。この”音のずれ”に関しては念頭に入れておく必要がありそうです。

全景

 暫くはアラ探しに専念したいと思います。

 RD-85とRD-44はポート取付口の互換性があるので簡単に変更できるのですがRD-17は精々、VU/VP50の取付を想定しているので改造しないと全く使えません。
 そこでポート取付口の当板を確認するとトリマー加工しても問題ないことが分かったので改造方法を入念に検討しました。先ずトライアルで1台改造。更に2台目。時間は非常に掛かりましたが完璧に改造できました。

加工工程


 次はRD-17とシステムにした写真です。

1

 昨日のさくどうさんとのチャットでは絵的にはこれが一番良いとの事。私も同感です。

 昨日、チャットが終わってから聞き慣れた女性ボーカル(日野てる子、由紀さおり、八神純子ほか)を数曲ききました。また、オスカーピーターソン(WE GET REQUESTS)のアルバムなども。

 結果、正12面体BOXで色々な組合せで聞きましたが今回の組み合わせでの音は今までに無い最高の音でした。
 ボーカルはベールを取り除いた様なクリアさです。ドラムは今までに聞いた事が無い音が発掘されたかのような音でした。さくどさんのサジェスチョンのお陰です。更に思った通りで小容量BOXの場合の方が明らかにホーン効果が出ていました。

 ところで矢張りアルミフレキは特定の音で僅かにビリ付きが有りました。確り撒きつける必要があるので麻紐などの紐類・ロープを検討中です。
 蛇足ですがホーンBOXより”ホーンブースター”がネーミング良いのでこれからはこれも使うようにします。

 昨日は、RD-44(44ℓ)にホーンBOXを接続してみました。そしてユニットは、W4-1337SDFに戻しました。BOXの影響も多分に有りますが明るい音調に変わりました。

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 音出しはパソコン経由で操作しているのでどうしても左側SPの真正面で聞くことが多い訳です。しかし例えSP正面に居ても正12面体BOXの特性で右側音声も確り聞けるので左程不自由はしません。
 手持ち音源で女性ボーカル(例のGLORIAなど)を聞くと非常にリアリティーが高いことが分かります。
 でバッフルに手を当ててみるとサブ・バッフルはそこそこ振動が有ってもメイン・バッフルは殆ど振動が有りません。これがサブ・バッフルの効果です。一枚板ではいくら強度を上げてもここまでの効果は期待できません。RD-85のバッフルも近々この方式に変更する予定です。

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 さくどうさんとは、古い付き合いがあります。ヤフーブログの時からのブロ友で更に2回ほどお会いしています。1回目はStereo誌、第6回自作スピコン試聴会で大変お世話になり自宅まで伺いました。2回目は第二回MJオーディオフェスティバルに出品した時です。
 暫く間、ブログの更新が無かったので心配していましたがFaceBookで再会できました。先日、誕生日メッセージを送った所、チャットで久しぶりの対話ができました。話しの中で部屋の写真を送ったら次のような提案を頂きました。

 ”グッドアイディア「低音域共鳴拡声装置」ですが、思いついたアイディアがあります。
写真の装置を天地逆にして、開口部を床面に近づける案です。床面によるホーン開口の延長効果が見込める様に思います。もし効果が強すぎる時は、とりあえず雑誌などで、床面より少しづつ持ち上げてやれば、最適解が見つかる様な気がします。
岡目八目な勝手な妄想です。…汗”    低音域共鳴拡声装置=ホーンBOX

 そこで今日早速、やってみました。ついでに塗装もやりました。

1-tile

 流石、さくどうさんの仰った通りです。低域の伸びがパワーアップされました。それとユニットと開口の間隔広がり中域の影響を更に減らすことができました。次回のオフ会で披露したいと思います。 
 そくどうさん有難う御座いました。

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