自作の友

主に正12面体SP・BOXの製作関連とそれ以外のオーディオ製作が主です。時には季節の移ろいなどもアップする予定です。

2021年10月

 塗装は未完ですが、取り敢えず完成です。
取り敢えず完成
詳細外観

 コンテストの規格に合わせて作り直したのですが、結構コンパクトにできています。そして、定在波対策として楕円中空体を内蔵させたのですが効果は覿面です。今回は、正12面体BOXの良さである定位やクリヤさを6面体BOXでの再現を目指したのですが、初期の目標はクリアできました。又、ソースが持つ残響の再生状況でも小型6面体BOXに比較して明らかに優れていました。(詳細は、KさんYouTubeを参照ください)更に、奥域感も正12面体BOX並みの音場感が有ります。

 試聴には、レンタル落ちで購入したAnn Sallyのアルバムも使いました。
Ann Sally

 次は、塗装ですが今週の金土で京丹後・間人に伺うので皆さんの意見を聞こうと思います。

 取りあえず1台が完成したので一昨日、SMC研究会で披露しました。一緒に参加されたKさんが収録音源を使いエンクロージャーの違いについて比較され先程、動画をアップされました。


 YouTube直では音質が今一なので、3DYDを使ってDLし比較しています。こちらの方が断然音質が良く差異が良くわかります。Kさんのご指摘は、下記の通りです。
・ホーンブースターの効果で低域側にシフトしているのが良くわかります。
・歪感が非常に小さい。

 Kさんのご指摘の通りですが、私は残響音の再生具合に特に注目しています。大雑把に言えばSPシステムの優劣はこれに凝縮されているのではないでしょうか!?。
 是非感想をお寄せ下さい。KさんのYouTubeでも結構です。

 次は、残りの1台を完成させ塗装に進みたいと思います。

 今日は、三人揃っての研究会です。
・Kさん:Youtubeで公開している OM-OF101のダブルバスレフ箱入りの出品。そして、同一音源を用いた再生音の録音。
・私:オントモコンテストに出品予定のシステム。
・Hさん:38cmバーティカルツインシステムとオリジナルDAC/バッテリードライブアンプの紹介。

 先ず、Kさんの発表です。ヤフオクで入手したダブルバスレフ箱にOM-OF101を取り付けたもの(写真中央のBOX)。アカシア集成材(t15mm)を使用したもので中々の出来栄えです。
20211016_124312
 所謂、バスレフの低音ですがトップバッターとしては無難な音です。

 続いて、私のオントモコンテストに出品予定のシステムが取り敢えず1台完成(写真左側)したので原型モデルと一緒に試聴しました。
20211016_125930
 低域は所謂、超低域まで確り再生されておりました。そして中高域はひずみ感が感じられずユニットが持つ音が素直に聞けました。KさんHさんも同様なコメントでした。またKさんからは、スピーカーの存在が消える音場感が有ったとのコメントを頂きました。

 最後は、Hさんのバーティカルツインシステム。バッテリードライブアンプを使用しマルチウェーでクロスオーバー周波数は1kヘルツ。最初はDACの不調がありましたが暫くしてから本領発揮し大型システムらしい余裕がある音が聞けました。
20211016_141533

 Kさんは、再生音を録音されたものを編集し近々YouTubeにアップされるそうです。大変楽しみです。URLが分かり次第報告します。

 別件ですが、取り寄せて貰った本を受け取りました。
FreeCAD
 本格的に勉強したいと思います。

 昨年6月のでこぼこオーディオ試聴会で知り合いになったNさんとは、以来個人的な依頼をお願いをしており拙宅にもお越し頂いた事があります。
 前々からCNCルーターNC機器には、興味があり3Dプリンターも幾度となく購入を検討しましたが購入には至りませんでした。ところが、SP・BOXの改造(2)の記事辺りからまた疼きだし遂には購入してしまった次第です。
 前出のNさんは、3Dプリンターのスキルがあり色々相談している中で今日の勉強会を企画してもらったというのが経緯です。
 Nさんの秘密基地には、12時過ぎに到着。勉強は一寸中断しバーベキューを頂きました。
バーベキュー
 ピーマンの蒸し焼きの美味しさには脱帽しました。

 本題に戻り勉強を続けます。
モデリングの様子
 FreeCADでモデリング中です。そして、すぐさま3Dプリンターで出力!。
工程写真
出力した作品

 いやはや、大変魅力的な勉強会でした。私のスキルが一寸アップしたら再度教えて貰えるそうです!。Nさん、大変有難うございました!!。

 先日アップしましたHさんの半導体バッテリードライブ・パワーアンプの続編としてプリアンプの製作記事を送って頂きましたので紹介したいと思います。


今回のプリアンプは先日のパワーアンプと同様,無線と実験誌
2010年10月号掲載された金田明彦氏設計バッテリードライブの
DCプリアンプ(No.210)です。
ニッケル水素電池+7.2Vと-4.8Vとで動作します。
MCカートリッジ用のEQアンプとヘッドホンアンプ共用の
ラインアンプとで構成されています。
前回のパワーアンプと同様,ニッケル水素電池はケース上部の
電池ホルダーに収容しました。

EQアンプ出力には出力オフセット電圧を自動的にOVに
コントロールする回路(AOC)があるため,EQアンプと
フラットアンプ間にカップリングコンデンサがありません。
この効果は絶大で,低域の再生音が今までのアンプとは全く
異なり,常用のスピーカから再生される低域音の迫力に
びっくりさせられました。
もちろん中高域音も非常にクリアで,今まで聞いていた
レコード,CD,テープの音が全く別のものに感じられました。

現在では入手しにくいトランジスタやコンデンサなどのパーツ
もありますが,回路がシンプルなせいもあり,製作は割と簡単に
できますので,真空管ファンの方も製作にトライしてみる
ことをお勧めします。

プリパワーアンプ
内部写真など

[私のコメント]
  素晴らしい仕上がりです。特にフロント・パネルの仕上がりはメーカー製を凌ぐ出来栄えです。機会がありましたらパネルの加工方法についてもお聞きしたいと思います。

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