自作の友

主に正12面体SP・BOXの製作関連とそれ以外のオーディオ製作が主です。時には季節の移ろいなどもアップする予定です。

カテゴリ: RD-10(正12面体BOX)

 今回は、「醍醐LPレコードコンサート」での失態を繰り返さないようにとチェックシートを見ながら積み込みました。スイートサウンド邸までは片道154kmのドライブで、今回で3回目の訪問になります。 
 

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 この光景をご覧下さい。正12面体のオンパレードです。壮観でした。試聴の順序は以下の通り。
①P-610A+RD-17(正12面体BOX、17リットル)
②P-610B(励磁改造)+RD-44(正12面体BOX、44リットル)

 先ずは、無難なスタートを切りました。非常に素直な音です。ここまでは良かったのですが、問題発覚!。励磁改造品の一台(右)が鳴りません。 
 已む無く左側1本での試聴になりました。が、再生音は励磁型特有の切れ味が有り素晴らしいの一言!。音の傾向は、YouTubeでも確認できます。 
 ところで、手元にP-610のボイスコイルが断線した物が4台あり何とか復活させたいのですが・・。
どなたか心得のある方はいらっしゃいませんか?或いは関連情報をご存知の方は?。連絡をお待ちしています。
 尚、既にスイートサウンドさんは、「12面体・励磁型SP試聴会」としてアップされています。合わせてお読み下さい。
アメブロヤフブロにもアップします)

 一部の接着中の物を除き完成しました。外観は、下の通りです。

BOX写真

 今回もRD-17と同様にフェルト切断用の治具を作りました。


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 手前味噌ですがこの治具は、結構役立っています。ある方から”二等辺三角形に切断するより正五角形に切断した方が楽ではないか”と。正直言って、正五角形にフェルトを正確に切断するのは結構難しく且つ端切れが出るのも難点です。
 詳しい解説は、「オフ会に向けてもう1セットのSP・BOXを作る(6)」をお読み下さい。
 ところで、当RD-10の納品の際、P-610B(励磁改造)の音を聞いて貰う事にしています。詳細は、スイートサウンドさんのご案内を参照下さい。

 スイートサウンドさんは、二年前にRD-17(正12面体BOX、リットル)を購入いただいており今回のRD-10(正12面体BOX、10リットル)は二セット目になります。
 基本的な設計思想は同じですが細かな改良を加えてより良い物をお届けするつもりです。
 
 正5角形の切り出しは既に完了し、新しい設計の台座も完成しています。残るは、バッフルの開口とBOXの接着などです。先ずは、ポート用バッフルの加工です。
 6/3より加工を始めたのですがトリマーが故障してしまいました。予兆はあったのですがショックでした。色々考えた末、オークションで同型機を購入することにしました。

新旧 トリマー

 左が今日入荷した中古品です。回転振動が極めて小さく中々の良品です。故障した方は、修理に出し予備品としておきます。

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 ポート用バッフルの外径が僅かに大きいのでトリマーで再加工を施しました。手順は以下の通りです。
①ポート用バッフルの開口より僅かに小さい円板をトリマーで作る。
②円板に水道用シールテープを巻く。
③ポート用バッフルを円板にシッカリ固定しトリマーで調整加工を施す。

 ほど良い隙間に仕上がりました。    つづく

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