自作の友

主に正12面体SP・BOXの製作関連とそれ以外のオーディオ製作が主です。時には季節の移ろいなどもアップする予定です。

カテゴリ: AU-607G OTL化

 グミは美味しく熟れています。さて、やっと改造が完了しました。

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 写真の映りが今一です。
今回の改造の目的は、以下の通り。
①ドライブ段の配線方法をPCBからL板+ユニバーサル基板に変更してメンテ性能の向上を狙う
②回路は、5極管増幅+PK分割(直結)としていた物を5極管増幅+カップリングコンデンサー+PK分割(カソード側にはバイアス電源(約ー100V)を印加)に変更しドライブ性能の向上を図る。 6080のドライブはカソードフォロワーで変更無し。

結果
①部品交換は、若干し易くなったもののケーブルの引き回しが増え一考を要す。オーソドックスなソケット+Lラグに部品を直接取り付ける方法がベストかもしれない。
②暫く聞き込んで判断したい。

 つづく


 庭のグミが大分、色付いて来たので食べ頃は、今週末ぐらいでしょうか。送付希望の方は、早めに連絡下さい。ヒヨドリの餌にはしたくないので。
 さて、やっとドライブ段の改造に着手しました。

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 出来れば既存の穴を利用したいのですが収まりが付かないのでシャーシの手前側のぎりぎりの所に4本分の場所を確保しました。

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 左は改造前のPCB仕様。右は、Rチャンネルのみ完了した所です。ドライブ基板(ユニバーサル基板)は当初、スペーサーで直接シャーシの固定するつもりですがどうも無理なようでL板に固定する方式としました。ドライブ基板とソケット他をケーブルで配線するわけですが結構時間のかかる作業です。メンテを考えるとコネクター方式にしても好いかもしれません。

 つづく

 出力段の基板化が完成するとドライブ段の基板が気になります。部品交換を考えるとこの方式は少々問題があります。
ユニバーサル基板(http://blogs.yahoo.co.jp/sato_yama_no_kanri_nin/39928520.html 参照)を使えばもう少しスマートにできるのではないかと思い早速トライ。概要としては、ユニバーサル基板に取り付けた部品モジュールとソケット(真空管)を配線するという物です。平行ラグ板では部品集積化が不十分でかといって新たに基板を作るのも面倒なので敢えてユニバーサル基板を使った次第です。
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 写真左は7cm×9cmの基板。右は、配線図に基づきエッチングしたもの。左の基板から2枚取れます。サイズは、34mm×90mmです。(穴数は、270=9*30)

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 部品の集積化は非常に高く一枚にVRを除く片チャンネルの部品を装着できます。あと2個の抵抗の取り付けが未だですが余裕で付きます。
 シャーシと底板の隙間が約36mm程度なので、モジュールはスペーサーでシャーシに固定することにします。
 後日、模様替えしますが可也スッキリするのではないかと思います。

 つづく

 基板に部品を取付、結線が終われば完成です。

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 結線を間違えないようにペンでマーキング。写真の左側上下がLチャンネル。片側が完成すればもう一方は同じことをするだけ。

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 結線に間違えが無い事を確認し通電。バイアスおよびSP端子のDC電圧がゼロになるように調整し早速、音出し。相変わらず好い音を聴かせてくれます。
 以上で、一応所期の目的は達成できました。

 早速、Z形アダプターにブラインド・ナット取り付けました。

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 続いて基板を取付、さらに真空管、最後に熱遮蔽箱(幅を約10mm縮めました)を取付仕上がり具合を確認しました。

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 真空管のレイアウトをもう一寸修正したいとこですが取敢えずはこのまま配線することにします。

 つづく 

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