自作の友

主に正12面体SP・BOXの製作関連とそれ以外のオーディオ製作が主です。時には季節の移ろいなどもアップする予定です。

カテゴリ: NC加工

 NC加工機の間近で係りの人がGコードを修正しているところを見ていたらこんな事を思いつきました。

 確かに、今回使っているフリーソフトのNCVCは、3D-CADには対応してはいませんが、Gコードに変換してあればシミュレーターとしては充分な機能があります。
 生憎、3D-CADのソフトが無く且つスライサーのソフトも有りません。しかし、”単純な形状であれば、2D-CADを使っても3D用のGコードを作れるのではないかと”。

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 例えば球体の半分の半球を作る(削る)場合、半球を等間隔にスライスしその直径で順次削れば荒い半球はできる訳です。球体の右のGコード(テキスト)は円の直径を順次変えて生成したコードを順番に継ぎ合わせた物です。

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 可也荒い半球ですが、スライスの間隔を充分に小さくすれば実用上は充分な半球を削ることができる訳です。

 複雑な形状であれば、専用のソフトが必要なのは言うまでもありません。

 今回の加工状況を適宜スマホで都合6カットほど撮影しました。
ところが、再生してみると何と上下が逆さまになっているではありませんか。
 そこで、「動画 上下反転 方法」で検索。ヒットした中で「スマートフォンで上下が逆に撮影してしまった動画を回転して正位置に直す」をよく読むとWindows Movie Maker(フリーソフト)を使えばいい様です。
 早速、「Windows Movie Maker 日本語版無料ダウンロード」のサイトからDLしこのソフトを起動させファイルを指定し180°回転させ暫くすると自動的に動画が正常画像に置き換えるという物です。
 では、動画をご覧下さい。(アメブロにもアップしました。


 今日は、Amebaに初投稿しました。

 さて、2月中旬から始めたNC加工ですが、次回のNC加工(本番)に向けてアルミ板の固定台を更新しました。
 コンパネは2枚重ねとし、またバイスの掴みしろも長くし安定度の強化に努めました。
固定台のサイズは、500*400になります。

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 取り敢えずは、3月15日に向かっての準備は完了です。

 尚、過去の記事のリンクを張りましたのでご覧下さい。また、YouTubeにも幾つか画像をアップしていますので合わせてご覧下さい。

[過去の記事など]

 今回の加工は、失敗作ですが記録の為に残しておきます。
先ずは、切削面の仕上り状況。天板の厚みは、t=2.0です。

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 仕上り状況は、良好です。次は、ビス穴の開口状況です。

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 加工面のレベルが出ていなかった(正確にはレベルが出せなかった)ので、ご覧の通りです。原点ずれは、既に指摘した通りです。
 加工素材のレベルが出ていて且つ加工時の撓み変形が無いしっかりした固定台を用意すれば充分使えるツールです。
 ただ、シャーシ加工を楽しまれる方にとっては、興味ない話かもしれません。

 次回の再チャレンジをご期待下さい。

 昨日は、13時から作業開始。昨日、機械にセットした状態からの再スタートです。板加工用には不向きのバイスなのでどうしても手前と奥の高低差が出来てしまいます。1mm強ありました。加工状況の動画を下に示します。


 一応加工は終わりました。が、進捗状況を見ながら途中図面を変更した為、Gコード生成過程で原点に僅かな狂いが生じたため残念ながらトニーさんにお渡しできる仕上がりには、なりませんでした。短期間でしたがNC機械の素晴らしさとGコード生成の難しさを体験することになりました。
 再チャレンジは、3月中旬です。

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