自作の友

主に正12面体SP・BOXの製作関連とそれ以外のオーディオ製作が主です。時には季節の移ろいなどもアップする予定です。

カテゴリ: オーディオ全般

 今日は、隔週土曜日に開催されるSMC研究会に参加しました。参加者は、何時もの通りで人見さんと私で午後5時半頃に人見さんのお客様がいらっしゃいました。先ずは、D-200の移植システムを聞いてもらいました。
写真1
 バランスは今までで一番良かったとの感想でした。ただNWはオリジナルのままで一寸違和感があるとの意見でした。それと拙宅の作業小屋とは違いSMCは十分な広さが有るので結構な音量で再生する為、ユニットの不具合が手に取る様に分かりました。このウーハーはヤフオク出品者自身がエッジ交換した物でしたが、何処かで接着不良があるようでビリ付きが有りました。近々、エッジ交換をする予定です。
 夕方からは、お客様がいらっしゃったので傍らで試聴させてもらいました。お客様が持参されたSPシステムはDS-26Bで人見さんが改造された同じ機種を対比して聞かれていました。持参されたDS-26Bはエッジが硬化しており殆ど低音が出ません。一方改造品は、セーム皮エッジなので反応が良く十分な低域が出ていました。
写真2
 ここで同一ソースを使い改造DS-26BとD-200移植システムの比較をさせて頂きました。お客様は、移植システムについて二つコメントされましたがは最初の一点目は忘れてしましたしたが二点目は”クリアさが違う”との事でした。内心、ニッコリとしました。

 次なる課題を頂きましたのでOTLアンプと並行して進めるつもりです。

 SMCでは、隔週土曜日遊音工房主宰者の人見さんが来店されオーディオ機器の試聴やオーディオ相談をされています。我々一般会員は隔週土曜日に合わせて都合で参加しています。参加希望者の方は、当ブログのコメントorメッセージ欄(何れも初期設定は非公開)若しくはSMC問い合わせコーナー宛に連絡下さい。
 来週の1/29(土)は、D-200移植システムを披露したいと思います。

[概要]
 ・日時:1/15(土)からの隔週土曜日 13時~16時
 ・場所:兵庫県三田市尼寺53 三田・ミュージックカフェ
    ・参加費:無料、食事・コーヒーブレークの際は、店舗内若しくは併設の蕎麦屋をご利用下さい。
 ・駐車場:無料
 ・エントリー方法:本ブログのメッセージ欄、若しくは三田・ミュージックカフェの問い合わせ欄より
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完成

 以前、SP・BOX内部の特定周波数を吸音する為に試作したものです。周波数は概ね130Hz辺りです。
 先ずは、閉管/開管での共振周波数を求める式を知る必要が有ります。丁度、気柱の振動が参考になります。

 用意するものは、以下の通りです。
・使用済みダンボール
・適当な円形の棒又はパイプ
・接着のり、セロテープ、スケール

手作り吸音管

 作り方は、至って簡単です。
①ダンボールをカットする。接着用の糊しろも加算しておく。
②円形の型(棒/パイプ)にダンボールを巻きつける。
③糊しろに接着のりを付けセロテープで糊が乾くまで放置。

 ローコストの吸音管は如何でしょうか?

 レストアは、部品が入荷するまでもう少し休みます。代わりにTRIO/KA-6000の内部を覗いてみました。手持ちのFM/AMチューナーKT-8001と共通のデザインが好きです。

KA-6000  内部状況

 いたずラッコさんは、ご自身のブログ「KENWOOD KA-6000(その3)」でこの様に感想を述べられています。
機能ではありませんが、電源構成・配線が面白いくらい真空管アンプ時代そのものです。1968年ぐらいですと、まだまだ真空管呪縛が残っていたんですね。
 半導体アンプではありながら正に真空管アンプの様な面持ちです。またSQ38FDの構造と似た点があり苦笑してしまいました。何れ真空管プリメインアンプに装換してみたいと思います。

 レストアの方は、小休止です。以前、Analog-UNlimited(旧やまたけ)さんから紹介して貰い現在預かり状態の専用工具があります。「菊割り棒」です。

基板に使う菊割り棒 トリミング

 基板乃至はベーク板のハトメ処理する為の工具です。今回奮発して8本セット (3mm-10mm)をヤフオクで購入しました。

基板に使う菊割り棒

 この工具は、レストアでOPTの端子板に使います。明日、試運転の予定です。

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