自作の友

主に正12面体SP・BOXの製作関連とそれ以外のオーディオ製作が主です。時には季節の移ろいなどもアップする予定です。

カテゴリ: バッフル

 昨日は、RD-44(44ℓ)にホーンBOXを接続してみました。そしてユニットは、W4-1337SDFに戻しました。BOXの影響も多分に有りますが明るい音調に変わりました。

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 音出しはパソコン経由で操作しているのでどうしても左側SPの真正面で聞くことが多い訳です。しかし例えSP正面に居ても正12面体BOXの特性で右側音声も確り聞けるので左程不自由はしません。
 手持ち音源で女性ボーカル(例のGLORIAなど)を聞くと非常にリアリティーが高いことが分かります。
 でバッフルに手を当ててみるとサブ・バッフルはそこそこ振動が有ってもメイン・バッフルは殆ど振動が有りません。これがサブ・バッフルの効果です。一枚板ではいくら強度を上げてもここまでの効果は期待できません。RD-85のバッフルも近々この方式に変更する予定です。

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 昨日の昼から加工を開始しました。先ずは簡単に工程を説明します。
①接着した材料に図面を貼り付ける。
②トリマー用アダプターを取り付けるための開口を明ける。
③トリマーでφ95の開口を行う。
④ジグソーで追加加工。
⑤スライド鋸でほぼ円形に整える。

製作工程

 仕上り状況は写真右下の通りです。

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 バッフルへの取り付け状況です。早速、オスカーピーターソンの音源でビリ付きが無いのを確認しました。 おわり

 実は前々からRD-85(85ℓ)から再生中に異音が出ているのを薄々感じていました。ところが先日、下のYouTubeを聞いていて明確に分かりました。




 オスカーピーターソンのYou look good to me.です。矢張りバッフルのビリ付きでした。
当然と言えば当然です。このRD-85のバッフルの大きさは、縦横が361.8mm×380.4mmのコンパネ(t=12)から正5角形にしたものですから可也の大きさで、しかも何も補強をしていません。

 さて補強方法を色々考えましたが結局はバッフルの裏側に補強板を接着することにします。で、材料をと考えるとコンパネで補強すれば良いのですが今回は端材を有効利用することとしました。
 
 実は長方形のコンパネから正5角形を切り出すと必ず端材が出、この端材(3角形)を良く観ると内角36°の二等辺3角形や直角3角形が多数で出ます。前回正12面体BOX製作時に確保していた端材を使うことにします。

 方法は至って簡単です。内角36°の3角形を10枚接着すればほぼφ250の円板にすることができます。

バッフル補強板
 
 外側は出っ張りを一寸とカットし、内側はトリマーでφ115の穴を明ければOKです。今回は、W4-1337SDF用を含め2セット(4枚)を作ります。

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