普通、紙粘土は原料として新聞紙,トイレットペーパーの芯段ボールを使います。しかも基本的には、大量の水の中で紙繊維を柔らかくしスラリー状態にした後、水切りしデンプン糊と混合し紙粘土を作っています(=湿式法)。
 今回は観点を変えシュレッダーに掛けた紙(新聞紙)とデンプン糊と極少量の水を使い紙粘土を作った所、所望の紙粘土ができたので作り方(=乾式法)を披露します。
 用意するものは、シュレッダーに掛けた紙(新聞紙),デンプン糊と極少量の水です。工程写真に従って説明します。
紙粘土の製作工程
①約50gのシュレッダーに掛けた新聞紙を容器の中に入れる。(左上)
②水で濡らした指(左手)で新聞紙の上に振りかけ右手でかき混ぜる。ほぼ全体が満遍なく湿る程度まででOK。(右上)
③デンプン糊約150gを加え、湿った新聞紙で包み込むように混ぜ合われながら丸め一纏めにする。(左下)
④丸め一纏めにた物を更に十分に混ざるように捏ねる、ほぼ均一になれば完成(約200gの紙粘土ができる)。(右下)

 シュレッダーが有れば、この方法なら、スピーディーに紙粘土ができます。是非お試しください(自己責任で!)。尚、新聞紙はシュレッダーに詰まりやすいので十分注意してください。