自作の友

主に正12面体SP・BOXの製作関連とそれ以外のオーディオ製作が主です。時には季節の移ろいなどもアップする予定です。

2020年10月

 キッシー邸でのホーンブースター試聴記「感激!!!! ホーンブースター完成」では可也の効果があったようで一安心です。
 今回は、商品と共に録音機を送り再生音の収録をキッシーさんにお願いしました。合計で6つのファイルが出来ていましたが、結果的にはホワイトノイズの比較ができました。キッシーさんのご協力の賜物です。
キッシー工房録音データ 2020_10-crop

 続いてホワイトノイズの分析結果です。上段がオリジナル(NS-1000M)で下段はNS-1000Mの背圧をホーンブースターに導入した場合です。

上 ノーマル 下 ホーンブースター付

 ・200Hz以下→凸凹が少なくなり平滑された様な特性で100Hz以下でも同様な傾向が見られる。
 ・200~1KHZ→オリジナルで見られるピークの変動が無くなり凹凸がブロードになっている。
 ・1KHZ以上→200~1KHZと同様な傾向でスパイク性のピークが非常に減っている。

 矢張りBOXの背圧が減った為、①コーン紙を透過する不快音が減少②エンクロージャの微細振動の低下 等によりスペクトルが非常に綺麗になっている。即ち、DS-251MKⅡやSX-3の結果と同じ効果が得られているものと考えられます。
 ところで一部の愛好家では背圧の影響が殆ど無い後面開放BOXや平面バッフルが支持されています。恐らくは、それらのユニットを適切なBOXに入れホーンブースターを用いれば、背圧の影響が殆ど無くしかも前述のBOX等と比較して中低音の割り込みが防げ更には低域の増強効果が期待できるのでより高音質の再生音が得られるものと考えます。

 昨日、キッシー工房さん向けのホーンブースターが到着した旨の連絡を頂きました。詳細は、キッシーさんのブログを参照下さい。

外観と測定風景

 本体は、早くに完成していましたがアルミフレキの防振対策を可能な限り施したいと思い遅くなりました。ホーンブースターを、先日のオフ会で参加された人見さんはブログでこの様に仰っていました。

 お招きしていただいたAさんは、DS-251MK2に超低域をプラスするブースターを追加されているとの事で、以前からどんな感じなのか興味津々でした。
 聴かせていただいたところ 確かに自然な感じの超低音が感じられいい感じの仕上がりでした。DS-251MK2から あの超低音が出てくるのは驚きですね。

 果たしてYAMAHA/NS-1000Mが度の様に変貌するか楽しみです。

[関連ブログ]
 キッシー工房向けNS-1000M用ホーンブースター(1)
 キッシー工房向けNS-1000M用ホーンブースター(2)

 今日は、遊音工房・人見さん(facebookブログ),KさんとKさんのお友達のKUさんをお迎えしました。昨日の雨もすっかり上がり絶好のオフ会日和でした。人見さんは和多田さんから以前紹介頂き今年の3月に会う予定でしたが手違いでお会い出来ず今日になったという次第です。

[10/19追記]
 参加者の人見さんが昨日の模様をアップされました!
https://ameblo.jp/youin-koubou/entry-12632466869.html


 交通渋滞で人見さんの到着が遅くなるので先ずはKさん持参のSP達からの試聴です。青PARCとOM-MF519 です。青PARCは高域の減衰が早く好みが分かれます。次回は正12面体BOXに入れて変化を見たいと思います。OM-MF519はウーファーを追加すれば完成度の高いシステムになりそうです。

K氏のSPたち

 昼の食事を取ってからはいよいよ人見さんがリファインされたDS-251KMⅡの試聴です。
DS-251MKⅡ 改造品 人見氏持参
 一聴して反応の早い音に皆さん脱帽!。或るお客様からはCD録音の粗が目立ちすぎるとクレームを頂いたとの事です。ウーファーのf0は物凄く低い様です。ウーファーはフィルター無しでツィーターへはコンデンサーを通して接続とのこと。スーパーツィーターは未使用の2wayです。

 今度はKUさんのSP達。写真左側は氏が提唱している1kgスピーカー(ユニット+BOXを1kgで作るプロジェクト)でバックロード,TQWT,などなど。大変面白い試みです。
 一方、右側はOM-MF4(付録ユニット)を自作箱に収めた物。流石に低域は出ませんが良い音でした。

クス氏 製作SPたち

 最後は、DS-251KMⅡ+ホーンブースター。人見さんが聞きたかった組合せとの事でした。
DS-251MKⅡとホーンブースター
 低いところまで出ているとの言葉を頂きま、また全体の音も良くなっているとの感想でした。

 今日は色んな種類のSP達が聴け非常に参考になりました。次回のオフ会が待ち遠しいです。

 雨で野外活動ができないので明日のオフ会を控えてNASを一寸動かしてみました。このNASについては、ヤフオクで買ったNASを弄る(1)(2)で述べている物です。
 最初は要領を得なかったのですが、取説をDLしたりして何となく使い方が分りました。そうして、すんなりとノートPC,NASそしてラズパイが繋がってしまいました。詳細を以下に示します。

①ネットワークの状況
ネットワー状況-crop
②NASの状況
NASの状況-crop

③ラズパイ(moode)の状況
Moode ラズパイ-crop

 更に良いことにラズパイに接続しているUSBフラッシュメモリーのファイルの追加・削除が思うままに出来るのです。残念ながら設定が不十分なのでラズパイからはNASにはアクセスは出来ませんが殆ど不自由は有りません。先ずは、NASに音楽データを詰め込んでおき必要に応じてラズパイ上のUSBメモリーに書き込み、ラズパイで再生すればNWが介在する事による不具合などを排除できます。
 BGM的に聴くのであれば、NASのデータをノートPC→DACでもOKです。(まあ何れは、ラズパイからNASが見れるようにしておきたいですが。)

 ところでこのラズパイは、CNCの制御なども可能で多方面でも色々使い道があるコンピューターの様です。遅ればせながら今頻りに図書館でラズパイ関連図書を借り漁って眺めているところです。

 このオールインワン・アンプのブログは9/27にアップしたのですがお陰さまで、断トツのアクセスを頂いております。

1  ブログアクセス状況 10_01 to  10_12 トリミング

 そこで、改めてKさんにこのアンプのアウトライントを解説して頂きました。

 このオールインワンアンプは
1.ラズベリーパイ3 + I2S DAC
2.セレクタ/音量調整
3.ラインアンプ
4.TDA7498E D級ステレオアンプ
5.電源制御回路
 で構成されています。

1.ラズベリーパイ3 + I2S DAC
 nabeさんが設計 委託製造品のmsBerry DACを使用しています。
 DACチップですが安価なDAC基板に使用されているPCM5122ですが、一般のDACはトランスポート側からビットクロックに供給される方式と違い、DACチップに直にビットクロック注入した上でトランスポート側に送っているスレーブモードで動作しています。
 電源やクロック系もかなり詰めて設計しているので 音が良いです。

 ラズパイを背面パネルに取り付けてあるので前面までUSB延長ケーブルを這わせています。
 microSDカードにはmoode Audioをインストールしています。

2.セレクタ/音量調整
  セイデンのロータリースイッチと 東京高音の2CP2500を使用してラズパイと外部入力を2系統選択できます。

3.ラインアンプ
  ラインアンプは無くても動きますが、入れると馬力が上がったような音になりますが、SNが劣化します。
  OPAMPベースでゲイン2倍のラインアンプを入れています。
  電源は、トランスとブリッジで平滑し、±15Vの3端子レギュレータをOPAMP直近に左右独立で供給しています。

4.TDA7498E D級ステレオアンプ
 基板は
 音質向上のためアンプLSIと周辺CR、ヒートシンク以外はほとんど部品換装しています。
 TDA7498Eは通常自励クロックを使ってD級にしますが、スレーブモードがあるので 外部で水晶発振器を分周して625KHzに下げて注入しています。
 開発中の自励クロックと外部クロックの違いは、こちらで聴き比できます。
https://www.youtube.com/watch?v=D_YeSF5kVJM&t=4s

 電源は200WのトランスでVcc =26V程度を供給しています。

5.電源制御回路
 1~4は、今まで製作していたブツをかき集めて詰めただけですが、オールインワンの場合
・ラズパイを音源として使って 外部のアンプに接続する。アンプは使わない。
・CDなどを接続して単なるプリメインとして使用する。ラズパイは使わない。
 等の用途を想定して ラズパイ、パワーアンプの電源を前面の自照プッシュスイチで独立してON/OFFできるようにしています。
 ミュートを連動させたり、ラズパイのシャットダウン時間を考慮して
ラズパイの電源を切った後も点滅に変更して1分程度電源がONが継続してからリレーで電源を切断します。
 このロジック制御が本アンプで最も設計に時間がかかったところです。

 出来上がったオールインワンアンプと 同じコンポーネントを組み合わせたシステムと聴き比べましたが、本アンプは電源がプアーにもかかわらずそれほど遜色はなく、オールインワンにして良さもあり、一長一短に仕上がりました。

[私のコメント]
 Kさんは、私の意向を充分に汲み取って頂き素晴らしいアンプができました。お礼申し上げます。ところでKさんは、本アンプの電源をプアーと仰っています。が、D級基板の価格と比較すれば数倍の金額をパワー電源に投入しているので決してその様なことは有りません。

 尚、皆さんの参考にして頂くために両パネルの詳細レイアウト写真をアップしておきます。

①フロント・パネル
1  フロント パネル
②リア・パネル
2  リア パネル詳細


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