自作の友

主に正12面体SP・BOXの製作関連とそれ以外のオーディオ製作が主です。時には季節の移ろいなどもアップする予定です。

2022年08月

 今回は、創造の館 音楽苦楽部の記事に従ってSPインピーダンスを測ってみました。測定の流れは以下の通りです。
ZOOM_H2
[測定の流れ]
1.テスト信号を作る(無料ソフトでスイープ信号を作る)
2.ICレコーダーで記録する(VspとVrを記録(録音)する)
3.FFT分析する(オーバーレィファイル(OVERLAY.WSO)を書き出す)
4.インピーダンスを計算する(マクロソフトで計算)

2.は、手持ちのICレコーダー(ZOOMのH4)は外部入力のマイクジャックが無かったのでが、確か同じくZOOMのH2を落札していたことを思い出し箱を引っ掻き回すと出てきました。運良くマイク入力が有り動作も問題有りませんでした。
4.は、流石にLebreofficeでは計算できないのでMicrosoft Office 365 ダウンロード版を格安で手に入れインストールしました。

 取り敢えず、D-200改(コーン紙とエッジを改造)エンクロージャーを新旧ホーンブースターに取り付け比較して見ました。左が、①旧ホーンブースターで右が②新ホーンブースターです。
20220831_214528
内部構造は、①はブログ記事に示し②は、下記の通りです。
新ホーンブースターの内部構造

[結果]
1.インピーダンス
上が、新ホーンブースター(②)で下が旧ホーンブースター(①)です。絶対値は、検討の余地が有りますが相対的な傾向には十分使えるように思います。
上_新ホーンブースター 下_旧ホーンブースター (2)
2.周波数特性
上が、新ホーンブースター(②)で下が旧ホーンブースター(①)です。測定範囲は、10Hz~1000Hzです。
上_新ホーンブースター 下_旧ホーンブースター
 
 矢張りインピーダンスが変わると周波数特性も追随して変わることが良く分かります。そして、ホーンロードは、旧ホーンブースター(①)の方が強く掛かっていることが推測されます。
 専用の測定器を買わなくてもインピーダンスの傾向は、十分把握できるようです。

 兼ね兼ねSPシステムのインピーダンスを測りたいとは思っていましたが中々実現しませんでした。話は長くなりますが実は、Aさんとは以前シャーシ製作をさせて頂いた関係で正12面体BOXの評価までやって頂きました。それらのやり取りの中でSPシステムのインピーダンスを測る簡単な部品を頂いて居りました。今回、この部品らを組み合わせて昨日からトライしていましたが一向に旨く行きませんでした。
 今朝、ふと考えるとどうやらオールインワンアンプ(ラズパイ+D級アンプ)のD級アンプがBTL出力なのが原因ではないかと思い当たりました。そこで手持ちの通常出力アンプ(BTL出力でないもの)を見ますと真空管アンプが先ず目に留まりました。が、一寸重いのでと思っていると埃を被ったW氏製作の超小型アンプが目に留まりました。と言う事で朝から確認を始めました。下記に簡単なテスト機器を載せます。
[測定方法]
・ラズパイOUT(スイープ信号)→超小型アンプ→0.5Ωの抵抗を直列に噛ましてSPシステムに接続→0.5Ωの両端の電圧をオーディオインターフェース経由で録音→WaveSpectraで解析
測定機器

測定結果1
 手始めにOM-OF101+正12面体BOX+新ホーンブースターを測定しました。
20220817_131432
OM-OF101_正12面体BOX_新ホーンブースター01_左-crop
未だインピーダンスとは言えませんが挙動は分かります。86Hz辺りにピークが有りますますがそれ以外にはピークは有りません。左右共変わりません。ネット情報②にあるインピーダンスカーブ(JIS箱(大型密閉箱))に近い物です。故に、測定したシステムの動作としては、ほぼJIS箱(大型密閉箱)に近い物と想定されます。

測定結果2
 この測定法の検出力を確認する為、W4-1337SDF+小型バスレフBOXのデータを取ってみました。
W4-1337SDF_小型バスレフBOXの写真
W4-1337SDF_小型バスレフBOX-crop
一応は、バスレフ動作をしているので検出力はまずまずと言えます。

[参考情報]
①創造の館 音楽苦楽部
https://souzouno-yakata.com/audio/2017/10/15/25527/

②ONKYO OM-OF101 辛口レビュー
https://otokoubouz.info/onkyo_om-of101/#OM-OF101%E3%81%AE%E8%AB%B8%E7%89%B9%E6%80%A7%E3%81%AE%E6%A4%9C%E8%A8%8E

③W4-1337SDF をATL Ver.2で聴く
https://sasha3.blog.ss-blog.jp/2015-01-25

④アドミタンスとは何か
https://hegtel.com/admittance.html

 前回作ったセーム皮エッジは、簡易的な治具で作った為寸法精度が悪く改めて治具を作り直しました。早速エッジが一枚できたので楕円スピーカーに宛がってみました。
20220810_204255
20220810_194638
今回は、丁度いい大きさでした。もう一枚作ってから接着工程に進みます。

 ところで前回は、古いウレタンエッジを外す手順は、①先ず溶剤を使いコーン紙から外しその後に②ヒートガンでフレームを加熱しながらガスケットごとエッジを外しました。で、今回は①と②の順番を入れ替えてやって見ました。
20220809_101136
どうやら今回の様な薄いガスケットを再使用する為には、フレームから先に外した方が良さそうです。
20220810_224030
参考に、外したウレタンエッジの重量を測ってみました。5.42gでした(ただし、外したガスケットにはウレタンエッジが付着していたので正式重量はもう少し重くなると考えます)。多分、このサイズでラバーエッジの場合は、軽く10gは越すものと思われます。因みに、前回作ったサイズ不良のセーム皮エッジでは、6.02gでした。
 次回は、接着工程~試聴の予定です。


 楕円スピーカーについては、以前から興味が有り当ブログでも取り上げています(カー・オーディオ用SPユニットを使ってみる(1))。このユニットのコーン紙を補強し正12面体BOX+ホーンブースターにセットすると中々良い音を奏でてくれます。また、このユニットとは別にカーオーディオ用の楕円スピーカーがもう1セットあります。
 今回は、トライアルでこのユニット使いセーム皮エッジに交換して見ます。使ったユニットの外観は次の通りです。(写真はネットから拝借)
対象のスピーカー
 先ずは、古いエッジ(ウレタン製)を取り外します。
古いエッジを取り除く
 エッジの作り方は、YouTubeを参照下さい。出来たエッジはこんな感じになります。
完成したエッジ
 D-200用に切り取っていたセーム皮がそのまま使えたので極めて速く製作出来ました。
次回は、エッジの換装について報告します。

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