自作の友

主に正12面体SP・BOXの製作関連とそれ以外のオーディオ製作が主です。時には季節の移ろいなどもアップする予定です。

2024年07月

 二日間順調だったので安心しきっていたのですが、現実はそんなに甘くはありませんでした。昨日から不調になり今日に至っては、冷房ONにするや否や運転停止になる現象が発生しました。多分、サーミスターが壊れたものと思いました。これではいけないので、知り合いに電話を掛け捲ったのですが有望情報が全く有りません。
 そこで、最後の手段で車で20分位の所にあるスクラップ屋に急行しました。販売用の中古クーラーは有るものの肝心の室内機のスクラップが見当たりません。受付で事情を説明し暫し探索させて頂きました。暫くすると比較的新しそうな室内機が見つかったので持参した工具でバラシに掛かり、お目当てのサーミスターは直ぐに見つかりました。室内機の銘板を見てビックリ、HITACHI製です。これならドナーとしては、申し分有りません。
ドナー
何と、”唯”で分けてくれました。

 早速家に帰り移植手術を実施。
代品センサーの取り付け
結線
リード線は教訓通りに下方から引き出して半田で結線。

 最初の内は、交換済センサーを正しく認識しないのですが暫くすると正しく認識し正常な運転に変わって行きました。運転し始めてから数時間経ちますが正常に冷房運転しています。今後、数日間様子見して最終判断したいと考えます。

 今回修理したのは、台所に設置されているRAS-S36W(HITACHI製、2006年製造)です。本年4月からのリフォームの間、暫く止めていたものを7月初めに運転した所、初めの内は冷えるのですが連続して冷えないという症状です。娘夫婦の家のクーラーも同じ症状でセンサー(冷媒配管)を掃除したら直ったようです。
01  クーラー外観と品番ほか

 ということで、先ずはセンサーに的を絞って調べて行きました。今回は、初めての事なのでセンサーの位置が分りません。仕方ないので、回路図を調べる事にしました。
02  回路図と部分拡大
良く見ると、熱交センサー(冷媒配管)と室温センサーはメイン基板のCN4に接続されているので、これを辿ってみると確かに熱交センサーがありました。そしてセンサーのリード線は、センサー上部から取り出されていました。
04  当初の取付け方法
この時点で、ケーブル取り出し位置が影響しているとは思っても見ませんでした。

 取り敢えず、センサーに不具合があると思い室内機の外に取り出して冷房運転するかどうかを確認しました。すると暫くの間は冷房運転することが分りました。しかし時間の経過と共に運転時間が短くなる症状に変わり、最後は冷房ONにしても直ぐ停止する有様です。

 ここで、仮説を立てました。時間の経過と共に運転時間が短くなるのは、センサーに付着していた水分が悪さをしていたけれど室内に置いた為、乾燥が進み状態が変化した様だ。更に言えば、結露の影響があるのではないかと疑いました。

 ここで、現状(ケーブル取出しは、上方のまま)に戻して様子を見ました。最初の内は、運転している様ですが、途中で止まってしまいます。

 どうやら仮説は正しい様なので、ケーブル取出し位置を下側に変更して様子を見ました。
05  リード線の取り出しを下方に変更
変更した当日こそ今一の運転状況でしたが、昨日・今日は終始運転状況が続き室温を変更するに従って運転がON-OFFする状況も確認できました。

 チェックし始めてから2週間程度で原因が特定でき、対応もできました。こんな所に盲点が有ったとは、メーカーサイドでも把握して無い様ですね!。これで一件落着です。無駄金を使わず、取り敢えずはホットしています。

 昨日の模様について簡単に報告します。
①DS-251MKⅡ改+ホーンブースター
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手前味噌になりますが、ホーンブースターの効果は素晴らしいものがあります。他の参加者にも分って頂きました。次のステップとして、中高域の改善を考えたいと思います。尚、このセットは、ゆめMusic&Cafe (兵庫県三田市尼寺53)に展示しておりますから気軽にお聴き下さい。

②Tさんの作品

Tさん作品
同一ユニットを、夫々のエンクロージャーに収めたもので中々興味深いものでした。

 明日の持込を控えて、一寸だけ吸音材を入れました。入れる目的は、「端的に言えば、BOX内部の雑音をウーファーが透過しない程度に抑える」ことです。内部に吸音材をぎゅうぎゅう詰めにするのは、背圧を利用する観点からすると得策では有りません。故に取り敢えず、ウーファー裏側に対向する面にのみ一層だけ吸音材を配置する事にします。
 一層のみなので固定方法を誤ると”ゴムの無いパンツ”の様にずり下がるので、
①吸音材の両側の端部を和紙で挟みホッチキスで数箇所を固定し、吸音材と和紙を一体化させ、
②吸音材の長さより長くしておいた和紙を、BOX内部にタッカーで固定する。
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この様に吸音材を所定位置に確り固定する事が出来ます。

 さて、吸音材の効果ですが、ウーファーやスコーカーのエージングが進んでいることを考慮する必要がありますが、
・低域に関しては変化がなく
・ボーカル領域は若干良くなった様にも聞こえます。

 取り敢えずこの状態で持ち込む事にします。

 取り敢えず音出しまで完了。加工状況は下記の通りです。
加工後のDS-251MKⅡ
BOX中央部にはホーンブースターと接続する為の開口を設け、SPターミナルは干渉しないのでそのままとし上部にターミナルを新設しました。
 早速、音出しを始めました。ウーファーとスコーカーは、事前にブレーキオイルで軟化処理を行い取り敢えず吸音材は無しです。
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 ソースは、タイタニック/サントラのネヴァー・アン・アブソルーション(NEVER  AN ABSOLUTION)で超低域のチェックを行いました。
2024_07_11 タイタニック 画像
25cmウーファー+ホーンブースターで聞くと、Uさん宅でのミニ試聴会(2024/02/18)で聞いた38cmシステムに近いもので充分満足しています。
 今度の土曜日までには、吸音材を一寸入れて変化を確認します。

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