今回がSX-3に関しての最終回です。先ず密閉型に戻した状況を写真に示します。

密閉型の状況-トリミング

 厳密な意味ではSX-3の密閉型とは言えませんがほぼ密閉型に戻したと言えます。全体の外観を示します。

外観

 次に周波数特性の比較です。上がSX-3密閉型で下がSX-3+ホーンブースターⅡです。SPとマイクの位置は床にマーキングし揃えているのでほぼ同一です。

上 SX-3密閉型 下 SX-3+ホーンブースターⅡ

 取り敢えず低域から2KZ辺りについて比較してみます。密閉型の方が60HZ~2KZのレベルが明らかに高くなっています。これは、密閉型による背圧の跳ね返りでコーン紙を透過した影響と考えられます。
 また、高域特性が明らかに異なっています。一寸原因は不明です。もしかしたら背圧が微妙にエンクロージャーに振動を与え一種の変調の様な現象を与えているようにも思えます。

 再生音を聞いてみます。矢張りこもった低域が気になります。また、女性ボーカルのクリアさがホーンブースターの場合と比較すると低下しています。

 今回の比較ではホーンブースター型にすることにより明らかに低域~高域までクォリティーがアップし、ジャズからクラシックまで充分に使えることが分りました。

 ホーンブースターを使用すると密閉型では可也の効果が期待できると考えられます。バスレフ型でもほぼ同様の効果が期待できると考えられます。