先ず、Tさんより主題のシーリングスピーカーを使ったスピーカーシステムを聞かせて貰いました。下の写真に示す様にこのユニットはコアキシャルタイプです。私が興味深く聞いていると”1セット、譲りましょうか?”。願って無い言葉に、即お願いし譲って貰った次第です。Tさんのシステムを聞いている時、少々高域がキツイ点が気になりました。

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[ユニット・NWの調査]
 今回、使うに当り先ずウーファーとツィーターのインピーダンスを測定しました。測定結果を図に示します。
①単体 ウーファーとツィーター

ウーファーのf0は約90Hzで、ツィーターにはf0に相当するピークは有りません。

次にNWの結線状態を確認しました。ウーファーはダイレクトでNWは経由しません。一方、ツィーターは12db/OCTの一般的なNWに直列にプロテクターが入っています。

[NWの改造]
ここで、NWには、下記の改造を加えました。
①高域のレベルを-3db下げる為に、直列に3Ωを挿入。
②1.5μFのコンデンサーには、小容量のディップマイカをパラ接続。
③プロテクターはケーブルでショート。

[エンクロージャー]
RD-17(正12面体BOX,17ℓ)を20cmユニットがマウント出来るように改造した変形12面体BOXに、ホーンブースターで一体化したものを使用しました。

[試聴システムのインピーダンス]
ユニット+ホーンブースター背面吸音材有り 左と右
ホーンロードは、それなりに掛かっているようです。

[試聴]
 前々回の三田オーディオ研究会(11/8)でいきなりの音出しでした。以前聞いたTさんのシステムとはまるっきり違い、ホーン臭さも無く非常に軽やかな音で、私自身もビックリした次第です。同席した、TさんとYさんも激変ぶりにビックリの様子でした。正直、このツィーターの軽やかさは、今まで聞いた事が無い音でした。
ビクターシーリングスピーカーと変形12面体BOX