自作の友

主に正12面体SP・BOXの製作関連とそれ以外のオーディオ製作が主です。時には季節の移ろいなどもアップする予定です。

カテゴリ: ハニカム板

 今回のテスト条件は、以下の通りです。ハニカム有りの場合はバッフルから4cm離し、ポートは共振周波数を更に下げてみました。

テスト条件


 先ず周波数特性の比較。上はハニカム無しで、下がハニカム有りです。

ハニカム無し to  有り


 殆ど差異はありません。低域は、ポートの共振周波数を更に下げた為、一層良くなっています。パイプオルガンの臨場感は10cmユニットとしては特筆物です。

[試聴]
 例のテーマソングを使い、同一マイク位置でハニカム無しと有りの再生音を録音し、できたWAVファイルをハニカム有りの状態で比較試聴しました。
 この曲の冒頭にあるアルペジオで少し差異がありました。ハニカム有りの場合、若干ピークが抑えられる様に聴こえましたが他の箇所では、差異は確認できませんでした。
 また、期待した「音像のせり出し効果」に関しては駄耳では感知できませんでした。定位の違い関しても差異は確認できませんでした。
 余談ですが、部屋に起因する問題(定在波、定位が不安定)がある場合、ハニカムの整流効果がひょっとしたら好影響を与えるかもしれません。

[まとめ]
 ハニカム板をスピーカ前面に置くことによる所謂「音像のせり出し効果」は、正12面体BOXでは確認できませんでした。
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 今、聞いているRD-17にはP-610用固定ビス穴があるのでこれを使用して枠固定用金具を作ります。

 枠と金具

 小さな部品(アルマイト加工板、t=1.5)ですが、正確に作る必要があるのでCADで図面を作り折曲機で正確に90°に曲げました。BOXへの取り付け状況は、以下の通りです。

取り付け状態
金具取り付け状況


 ハニカム板の中心位置は、バッフルから2cm、3cmそして4cmに変更できる様にしています。 つづく
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 先日、岩手県・O氏(zorzoのO氏)よりLINEで頂いたコメントです。

12面体は、音場型で、音が後ろまで回り込みますので、その分音が前に飛び出しにくくなる、という側面があります。それを物足りないと感じる方もいると思います。格子を前に下げると音像が前に移動するのが分かるはずです。お試し下さい。一般のスピーカーの前面グリルに、その効果を担わせているものがけっこうあります。ヨーロッパ製に多いです。テレフンケンなど。あと、山水の格子組は、そのものズバリです。低音拡大と音像のせり出しに抜群の効果を発揮しました。

 Gサクっさんの好きな例の網タイツも確りした理論があるのですね!
と言うことで入手可能な格子を使って「音像のせり出し効果」なるものを検証してみたいと思います。

 格子と言えば、蜂の巣のハニカム構造が浮かんできます。下の写真は、ある空調測定器の空気の整流板に使われた例です。

IMG_20190728_100515


 プラスチックのハニカムパネルです。これに近い物を探すと意外な所に使われていました。詳細は、後日紹介します。
 先ずは、ハニカム構造の物を収納する枠を作ります。現物の枠の内径はφ170でコンパネ位の厚みがあればOKです。探してみるとドンピチャな円板がありました。以前加工したφ183の円板です。トリマーでφ170の開口を明ければOKです。ただ枠の厚みが6mm位なのでコンパネのササクレやバラケを出来るだけ少なくする処理が必要になります。
 円板(φ183)の外周とトリマーのブレードが通過する表面・裏面は木工ボンドで確りコーティングしておきます。開口が終われば内側も同様にコーティングします。

枠
ハニカムと枠

 下の写真は、枠にハニカム板をセットした所です。 つづく
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