自作の友

主に正12面体SP・BOXの製作関連とそれ以外のオーディオ製作が主です。時には季節の移ろいなどもアップする予定です。

カテゴリ: SPエッジの修理

 今回は、D-200のエッジ補修(1)の続きです。前回のSMC研究会での評価が今一でしたので、コーン紙の補強を行いました。左はセーム皮エッジに換装した物(①)で、右は更にコーン紙を補強(②)しました。
左 セーム皮エッジに換装 右 更にコーン紙補強
これらを、ホーンブースター(半楕円中空体内蔵)に取り付けたとき特性を示します。上が②で下が①です。
A  上 セーム皮補強+コーン紙補強済 下 セーム皮補強 30㎝
コーン紙を補強する事により、6KHzを越す辺りから素直に減衰していきます。

 これにツィーター追加して見ました。ツィーターのレベルはスライダックの電圧表示で上から70V,60Vそして50Vの特性を示します。
70V 60V 50V AとB コーン紙強化+セーム皮エッジ 89㎝で測定
完成写真
D-200に付属するツィーターは今回は、使ってはいません。

 先日、同僚が来たので聞いてもらいました。マニアでは有りませんが気に入った様子でした。
次回のSMC研究会(4/23(土))には、この組み合わせで聞いて貰おうと思います。

 4月1日のブログで報告したツィーターは快調に奏でてくれております。箱に収める前に一寸した仕掛けを考えているので落札品が届くまでに懸案事項の一つにトライしました。
 オンキョウのD-200のエッジは、写真左の様に劣化するので適当なエッジと換装する訳ですが、私が落札した品は、全くの素人氏が交換したのでご覧の様な状態でした。
左 エッジ劣化品 右 素人氏が補修したエッジ
 交換のためにクロス・エッジを購入はしましたがそれでは面白くないので、セーム皮エッジに初トライしてみました。
エッジの補修
 先ず、コーン紙の裏側にはゴム系の接着剤が多量に付いているのでその除去に非常に苦労しました。何回かは除去の試みはしていましたが芳しく有りません。そこで今朝、ボンドメーカーに問い合わせました。が特段の情報は有りませんでした。それで一寸観点を変えてサンドペーパーにペイントうすめ液を含ませながら擦ってみると結構捗りました。ここまでが午前中の作業です。これと並行してエッジの試作を昨日から行っていたのが一枚できたので早速換装作業に掛かりました。

 四苦八苦して何とか仕上がりました。改善点が多数見つかったので二枚目に反映させるつもりです。

つづく

 今日はエッジの修理です。エッジ修理をする為にある方のP610を2セット預かって居りますが、適正なエッジが入手できないで数年が経過してしまいました。過去に雁皮紙を使ったエッジを試作しP610に装着したことも有りましたが、アマチュアでは限界があり実用化には至っておりませんでした。
 ところがD-200のエッジ修理のために、さる方にコンタクトしたところP610用エッジを作って頂けるということでトライアルを含め3セット作って頂きました。
 こんな経緯があり今日早速トライアルで修理してみました。蛇足ですが、ダイヤトーンP-610のエッジ修理(10)は3年前の記事になります。

 先ずは、エッジの写真です。一寸写りが悪いです。
エッジ表と裏

 続いて、エッジを仮置き~完成写真を示します。
エッジを仮置きしてみる
取り敢えず完成

 このロールエッジは非常にしなやかな出来で予想以上の物でした。もう一台トライヤルを行い本チャンに進みたいと思います。

 今回は、3年前にP-610を修理した経験を元に下記の様な変更を加えました。
①エッジに関しては、雁皮(名塩雁皮紙)を使い市販のグッズを流用し紙漉きの要領で試作した。(ほぼ量産化の目処が付く)
②ボイスコイルのセンター出しを行った。(左下の写真参照)

イメージ 1

 先ず、P-610のセンターキャップ(クロス製)にMEKを含浸させ丁寧に取り外す。
次にスペーサーは何を使えば良いのか?最初は、ビスが入っているプラスチックケースを使ってみたが駄目!。次に眼に入ったのは、コンビニ弁当のプラスチック製上蓋。短冊状に切って入れてみると・・・これが何とドンピシャです。
 次はエッジについて。前回使用したエッジは確かに紙漉きの要領で作ったのですが僅かに小さかった為、継ぎ足して使ったもので紙の乾燥による変形もあり凡そ量産とは懸け離れた代物でした。今回は、紙漉きの最中、「コロンブスの卵」的なことをやったところこれが的中し量産化の目処がつきました。更に出来たエッジは、そのままの状態ではウレタンとかラバーの様な柔軟性が全く無いので、コーン紙への裏貼りは出来ません。ところが、ネットを俳諧しているとそのヒントがありました。そのヒントを発展させたのが写真の左上~右上に示す様にエッジに切込みを入れることです。
 柔軟性が無いメタルコーンは無理ですが、紙製のコーンならある程度の変形は可能なのでコーン紙の裏側にエッジを持って行くことが十分できる訳です。
 後は、柔軟化剤をエッジに塗布し音出しの確認が出来たらこれを使った新たな改造に入ります。

 古いエッジが外せれば後は、市販の補修用エッジを使えば比較的簡単に終わるのですが和紙製エッジではそうはいきません。和紙製エッジには、殆ど柔軟性が無いのでエッジをリング状にしてしまうと取り付けが出来ません。故に、リング状の一箇所の接着を外しエッジの箇所に位置合わせし最終接着をしないとエッジに成らない訳です。

イメージ 1

 手作りでは、この程度の仕上がりが限界です。尚、このままではエッジの柔軟性が乏しく使い物になりません。因みに、100円硬貨20個(=4.5g×20=90g)を載せてみますがコーン紙は殆ど動きません。そこで柔軟剤をエッジの裏から塗布して前述の重しを載せるとラバー製エッジと同程度の柔軟性を示します。

イメージ 2

 更にエッジ表面に水性ゴムを薄めて3回程度塗れば完成です。後は、本体に取り付けバンド演奏時の評価を聞きたいと思います。
 尚、使用したボンドは、コーン紙とエッジの接着には「フエキ糊」を薄めて使い、
フレームとエッジの接着には「セメダイン スーパーX」を使用しました。    終わり

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