自作の友

主に正12面体SP・BOXの製作関連とそれ以外のオーディオ製作が主です。時には季節の移ろいなどもアップする予定です。

カテゴリ: 塗装

 先ずホーンBOXは、図面訂正が完了したので明日から着手します。今日は数年前から娘に頼まれていた塗装を行いました。このカホーンは娘が講習会でキットを組立てたものです。カホーンの内部がどうなっているか知らなかったのでスマホでパチリ。

塗装前-crop

 螺旋状の針金約20本が手で叩く面の内側に密着するように垂れ下がっています。そこでこの面を外側から叩くと、針金と内面の間に隙間が一瞬でき密着する際に音を発するという楽器です。写真左は、対向する面にある音道でここから音が出る訳です。このカホーンでは、針金が垂れ下がる面は、薄いシナベニヤでできており対向する面も薄いMDFでできており振動しやすい材料です。一方、他の4面は厚手のMDFです。
 MDFの塗装は下地処理が必須です。このブログでも「1号機BOXの改造(3)」、「塗装の研究」の中で詳しく解説していますので参照下さい。
 今回も安価で手軽な乳化ワックス(リンレイ)を使いました。

塗装1回~2回-crop

 塗料は、倉庫の改修で使った残りの「水性クレオトップ」が大量にあるのでこれを使いました。二回ほど塗り(写真右)ましたが中々均一には塗れませんね。

 最近は、SP・BOXをMDFで製作する記事を多く見かけます。また、ホームセンターでも結構な品揃えがあります。
 つい最近、正12面体SP・BOXをMDFで製作し扱いの良さを実感しました。ただ、塗装するとなると少々予備知識を仕込む必要があります。
 知り合いの「只野乙山」さんのブログ「後面開放型スピーカー箱 製作編(2)バッフル塗装」にもあるように下地処理は必須です。
 サンディング・シーラーとか木部プライマーが使われているようです。目的は、MDF板が塗料をたくさん吸い込むのを防止することなのです。
 ところで以前、「乳化性ワックス」を使ったBOXの塗装「1号機BOXの改造(3)」で板材(コンパネ)がワックスとなじみが良く且つ、良く吸っていることを経験しました。
 今回は、このワックスを下地処理に使い簡単な試験をしてみました。

 使った板材は、MDFとシナベニア。表面は、300番台のサンドペーパーで磨いた物を使用しました。使用したワックスおよび水性ニスは以下の通りです。
 ワックスは、車用のワックスでも代用できそうです。

イメージ 1

 ワックス塗布ありと塗布なしで比較し、水生ニスは、1回塗りとしました。

イメージ 2
 
 写真の説明
 左上:試験片、右上:塗布直後、38分後の状況;左下:MDF、右下:シナベニア

[結果]
①MDFの場合
   ワックスの効果は絶大。1回塗布でも反射性の塗膜が出来ている。
②ニナベニアの場合
   MDFぼどの差は見られないが明らかに塗布効果が確認できる。

[まとめ]
  塗布の簡単な乳化性ワックスを用いて板材への下地処理の効果を確認した所、
充分な効果が期待できました。恐らく他の板材でも有効かと思います。興味がありましたらトレース試験をお願いします。




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