自作の友

主に正12面体SP・BOXの製作関連とそれ以外のオーディオ製作が主です。時には季節の移ろいなどもアップする予定です。

カテゴリ: オーディオ全般

 今回の企画は、小規模PA用スピーカーを狙ったものです。
正12面体BOXのサイズとしては、一辺が95mm(内容積が約4.9ℓ)のBOX(バスレフ型)を上下に二個配置するものです。

[使用スピーカー]
MASSIVE AV-635Ⅱから取り出したユニットを使用。口径は10cmでシングルコーン。
ユニット外観

では、正12面体BOXの外観とインピーダンス特性を示します。
20251018_093149
MASSIVE  AV-635Ⅱ+RD4.9_01~04 オーバーレイ  
インピーダンス特性は、4台測定しましたが少々ばらつきが有るようです。

[試聴]
昨日は、三田オーディオ研究会でぶっつけ本番の試聴です。
20251018_133816
 予期した事とはいえ、ツインになると明らかにクリアさが失われます。ここで、BOX一個に戻し試聴。今まで、正12面体BOXのクリアさは十分認識していますが、今回の様にバッフルをぎりぎりに小さくしたBOXのリアルさは、更に素晴らしいものがありました。

[Kさんからの提案]
 Kさんが持参したチャンデバを使ってみようという事になりました。初めは、下段のBOXをウーファーに見立て試聴。効果は、僅かなのでこの写真の左右の外側奥に見える38cmウーファーにチェンジ。
クロスオーバーは、130Hz。効果は覿面。正12面体BOXのクリアさにサブ・ウーファーが追加され見違えるようになりました。パイプオルガンの超低域も全く問題が有りません。

[今後の計画]
 今回、インパクトを現実化するためにチャンデバを作ろうと思います。更に、今回の企画である小規模PA用スピーカーは、小型正12面体BOX+サブ・ウーファー(ウーファー+ホーンブースターも含む)で検討しようを思います。

 話題のAlpair5Gを三田オーディオ研究会のTさんが入手され8/16と今日(8/30)の二回に渡り試聴会をしました。

[8/16試聴会]
・Tさんが手持ちで、NC5H_MAOP(推定内容積 5.655ℓ)に近い容量のBOXにAlpair5Gをマウントして試聴

ガラスコーンSP02_2025_08_16試聴会

私は、”軽やかな音質”とコメントしました。

[8/30の試聴会]
・私の正12面体BOX(17ℓ、ポート共振 約60Hz)で聞いてみたいとのお願いした所、Tさんが快く貸して頂きました。
アルペア5試聴会_正12面体BOX_60Hz

 5~6リットルの箱に比べて正12面体の音は明らか違います。前者は軽やかな音でしたが、後者は落ち着いた音で素直に楽しめる音に変身しました。

[まとめ]
Tさんの手持ちBOX(5~6ℓ、ポート共振 約50Hz)と正12面体BOXのポート共振周波数は、ほぼ同じ周波数ですが、Tさん箱は軽やかに聴こえるました。これは、エネルギー的には高域よりの音と思いわれます。
一方、正12面体BOX(17ℓ)で聞くとエネルギー分布が低域側にシフトされるので穏やかな音になり更に音楽が楽しめる様な音になりました。

[つぶやき]
小口径のユニットの場合、メーカー指定箱の大きさは、最低限のサイズと見るべきでユニットが持っている能力を引き出すには、より大きな容量のBOXが必要なのは言うまでもありません。

と言うことで、私は15ℓ以上のBOXを強く推奨します。

 昨日(8/28)は、納品を明日に控え、やっと完成しました。で、最終チェックを兼ねて近くのコミセンでCDを鑑賞しました。音源送り出しは、ラズパイ_プレーヤーでパワーアンプは、みなもあんと同じでYAMAHA  M-35(BTL接続)を使用しました。
コミセン_正面~右側

試聴した部屋は、普通の和室です。低域に一寸違和感を感じましたが、それ以外は所謂正12面体らしい鳴り方で非常にクリアな音でした。

 今日の納品は、暑い日中でしたので汗をだらだら流しながらの搬入となりました。店舗の音響空間は、平屋で天井の梁がむき出しで見える状況で一般家庭では有り得ない天井高さを有しています。
その為、手を叩いた際の音は、残響が少なく有害な反共音は、聞こえませんでした。故に、オーディオ再生にとって極めて好都合の部類に入ると思われます。
 未だ、防音サッシが付いていないので大きい音は流せませんでしたが、非常にクリアで正12面体BOXらしい音が確認できました。コミセンでの「低域の違和感」は、全く感じませんでした。
みなもあん_納品_右45°~側面

みなもあんのinstagramで、納品スピーカーに付いてのコメントが載っていますのでお読み下さい。

今日は、十分な時間が取れなかったのでオープン二日前の9/7に再度お邪魔しミキサーの動作確認,関係者による試聴を行い更には、周波数特性やインピーダンス特性を測定したいと思います。

 一昨日、知り合いに塗装できる状態でお渡ししています。撮影した写真点数は、少ないですが取り敢えずアップしておきます。
 先ず、フェルトの接着状況をお見せします。
・正面側(前方シェル)
20250820_092757
前回のブログで解説した様に、切断した二等辺三角形をご覧の様に貼って行きます。

・背面側(後方シェル)
20250820_090950
こちらの面は、SPターミナル,移植したNWそしてポート仕組があります。極力、フェルトで埋めるようにしました。

 次に、両方のシェルを接着すれば正12面体BOXが出来上がります。
IMG_5060
こんな形状となります。

 後は、塗装が完了次第、
①ユニットの取付
②サランネットの取付
③ポート取付
④音出し確認及びインピーダンス測定
を行います。

[みなもあんの情報] 
・住所:〒573-0056 大阪府枚方市桜町10-7
・電話:080-2346-7346 
・e-mail: minamoann@gmail.com
・HP:https://sites.google.com/view/minamoann/home
・オープン:2025年09月09日(火曜日)7:00~

[みなもあんでのオーディオ企画]
・正12面体スピーカーによるCDコンサート
・オーディオ絡みのオフ会

詳しくはオーナーと相談の上、告知したいと思います。

 「みなもあん」向けの製作は一段落し、現在、塗装を依頼中です。今日、仕上り途中を見せて貰いましたが中々素晴らしいです。
 ところで、今回から三田オーディオ研究会のメインプロジェクトとして、JBL4343を標準機として使えるようにアップグレードする企画が始まりました。尚、ウーファー及びミッドウーファーのコーン紙は、遊音工房で既にコーンの補強とエッジ交換が完了しております。
 取り敢えず、周波数特性を測りそこそこの性能である事は確認できましたが問題点も散見されました。
大まかなレストア手順としては、
①ユニット毎の周波数特性等を測定する
②NWの調整
③ポートの調整
 先ず今日は、躯体からユニット,サブバッフル,NW,アッテネーターそして吸音材を取り外しました。解体写真を示します。
4343内部01_04

 今日のところは、ウーファー(補強済み)のインピーダンスを測定しました。
・地下置き
JBL2231A改造品_床に伏せて測定
JBL2231A_地下置で測定
f0は、ほぼ20Hz。
・縦置き
JBL2231A改造品_床に直立させて測定
JBL2231A_縦置で測定

f0は、ほぼ13Hz。ただ、手で支えているのでその影響が散見されました。

このサイズのコーン紙になると、床への反射による影響がもろに観察されました。矢張り、自由空間に置かないと正しい測定値は得られないようです。

次回からは、全てのユニットについて周波数特性やインピーダンス特性を測って行きます。

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