自作の友

主に正12面体SP・BOXの製作関連とそれ以外のオーディオ製作が主です。時には季節の移ろいなどもアップする予定です。

カテゴリ: 勉強会報告

 昨日の研究会は、Fさんが「TOPPING PA5」と「音工房z Z1-Livorno」を持参されたので比較試聴を行いました。音源は、Hさんから頂いた生収録音源(ZOOM F6+自作MEMSステレオマイク、96KHz 32bit Flot録音)を使用しました。尚、生収録音源はオールインワンアンプ(ラズパイ+D級アンプ)のラズパイOUTを使用。

Ⅰ.収録音源
 Hさんから頂いた音源には、二種類が有ります。
①:MEMSセルはIM73A135で、マイクセルをモールドで固めたもの
②:同上セルを使い、マイクセルを脱脂綿でサポートした物

 明らかに、①が素晴らしくピアノのアタック音がまるっきり違います。矢張り、SPユニットと一緒でエンクロージャーが確りしていないと駄目でした。

Ⅱ.TOPPING PA5+音工房z Z1-Livorno
TOPPING PA5
音工房z Z1-Livorno

 今回の、TOPPING PA5は前回のPA3Sに比べてSW電源では有りますが音が良かったです。ここで前出のオールインワンアンプのD級アンプ(リニア電源)と入れ替えてみると更に音が良くなりました。
 一方、Z1-Livornoは低域は無理としても中~高域はそつ無く再生していました。

Ⅲ.その他の試聴
試聴風景
 今回は、遊音工房オリジナルシステムとDS-251KMⅡ(遊音工房にて改造)を聞きました。使用しているDVDプレーヤーが少々年代物で若干音質が劣るのが気になりました。個人的には、コーン紙の強化は、諸刃の剣の様に思われます。
 ところで、Kさんに作って貰った
オールインワンアンプ(ラズパイ+D級アンプ)の音質は勿論ですが、ラズパイOUTや外部入力が二系統あるなどで非常にユーティリティーが高いアンプなのでこの種の試聴会には欠かせない存在です。

 先日のSMC研究会報告の報告をして置きます。内容としては、下記の通りです。
Ⅰ.SPシステムの試聴
Ⅱ.D級電源の比較(D級アンプはTOPPING PA3sを使用)

Ⅰ.SPシステムの試聴
 詳細は、KさんがYouTubeにアップされる予定です。
・人見さん最新モデル
人見さんモデル
 ペアで40~50万円(予価)する物ですから推して知るべき音です。私的に表現すると非常に乾いた音でした。
・当方SPシシテム
 前回に続きD-200を改造したモデルです。前回はツィーターが可成り離れていたので通常に位置に戻しての試聴です。
  左:D-200改+ホーンブースター・システム+6dB/NW使用、右:D-200改+AL-100+ホーンブースター・システム+6dB/NW使用
左 D-200改造+HBシステム 右  D-200改造+AL-100+HBシステム
 左側システムは結構良いバランスで鳴っていました。右側はNWの定数を見直した方が良いとの意見でした。

Ⅱ.D級電源の比較
 内容としては、TOPPING PA3sの電源を色々変えて試聴しました。尚、音源送り出しにはオールインワンアンプのラズパイ部を使いSPシステムは人見さんのシステムを使いました。
TOPPING PA3s 外観

[比較方法]
①:TOPPING PA3sの付属オリジナル電源
②:①のOUTPUTに530uF 900V ポリプロピレンフィルムコンデンサをパラ接続
③:上記条件+絶縁トランス使用
④:Kさん製作のリニア電源(電源 26V 5A で 300W級のRコアトランス使用)
電源比較テスト中
①は明らかにリミッターが掛かった様の音でした。フィルムコンデンサ(②)、更に絶縁トランス(③)を入れる毎に音は良くなってきました。④は私が普段聞いているオールインワンアンプに近いもので安心して聞くことが出来ました。

 正に、Kさんが普段から言われている”D級アンプは電源の音を聞いている様な物”と言う結果でした。
関連比較をKさんがYouTube上()でされていますので是非、お聞きください。

 桜も散り二週間が経ちました。雨が降りそうな気配でしたが夕方までもちました。では、研究会の報告を行います。今回、Kさんが録音機材一式を準備されていたので特製のテスト音源を使い聞き比べました。再生音は後日YouTubeにアップされる予定です。SPシステムは下記の順で再生しました。
①D-200改造+ホーンブースター(半楕円中空体内蔵):当方出品
②オリジナル・システム:人見さん出品
③自作SPシステム(きなり):KUSUさん出品、コンテスト受賞作品(ステレオ誌、昨年)

 再生アンプ:オールインワンアンプ(ラズパイ+D級アンプ)

①
②
③きなり

 夫々の感想については、YouTubeにアップされた段階で客観的に評価したいと思います。ただ、女性ボーカルを聞いた際に②は極めて乾いた音で、これに対して、①は潤いを残した音でした。これらの違いは、どうやら振動板の違いから来るものの様です。詳細は、次のブログで紹介したいと思います。

 これとは別にFさんが持参された「TOPPING PA3s」についても簡単な比較試聴を行いました。音源は、オールインワンアンプのラズパイOUTを使用。
a:TOPPING PA3s(SW電源)、エージング無し(今回が、デビュー戦)
b:オールインワンアンプ(市販D級基板を大幅に改造、リニア電源)、二年以上でほぼ毎日通電

 使用SPシステム:②

 矢張り違いが有りました。aは平面的な鳴り方に対しbは所謂アナログアンプ的な鳴りで奥行感も十分感じる取ることが出来ました。この差異としては、下記の事が考えられます。
・D級アンプ部の違い
・電源の違い
・エージングの違い

 Fさんには、暫くエージングを重ねて頂き、私はリニア電源を次回迄用意し次回の研究会のテーマの一つにしようと思います。

 昨日は、気持ちの良い朝を迎えました。D-200のウーハーの残り一台のセーム皮エッジが完成したのは当日の朝2時でした。取り敢えずバッフルをD-200に交換して会場に向けて出発。道中は、桜が満開でした。これは会場でのセッティング状況です。
編集写真
 D-200用のツィーターは使わずツィーターBOX(スライダック内蔵)のツィーターとで聞きました。師匠(人見さん)曰く、クロスオーバー付近が荒れているとのコメントです。比較のために人見さんのシステムで同じ曲を再生してみました。明らかに女性ボーカルの透明感が違います。原因は、ウーハーに有りそうです。新たな課題が見つかりました。大変な収穫でした。
 ところで帰り道は、よく利用する温泉に浸かって非日常の時間をエンジョイしました。この写真は、併設されているゴルフ練習場の桜です。
20220409_181301

 青色申告と確定申告が完了しました。で、段取りでの反省点があり今期は真面目にレシートの仕訳入力を少なくとも月単位で入力しようと思い今日は早速1・2月の仕訳をエクセルに入力しました。
 さて、先日のSMC研究会の参加報告を行います。
①20㎝漆ユニット+スーパーツィーター(人見さんの出展) 
20㎝漆SP拡大
 ご覧の様にコーン紙が漆で強化されリブが8ヶ所入っています。
②16㎝漆ユニット+スーパーツィーター(人見さんの出展) 
16㎝漆SP拡大
 同様にコーン紙が漆で強化されリブが8ヶ所入っています。
③20㎝同軸改造品(当方の出展)
20㎝同軸改造左
 ウーハーとツィーターのコーン紙を強化した物

[感想]
 今回、三種類のユニットを聞き比べました。
人見さん曰くは、③は8年前自分が手掛けた時の音だとのコメントでした。
 私の駄耳では、漆ユニットは正直期待した程の音では有りませんでした。人見さんはアタック音で違いが有ったと仰いましたが私には分かりませんでした。むしろ女性ボーカルや余韻の再生では③の方が優れているに聞こえました。
 多分、コーン紙を強化(コーン紙の重量アップに繋がる)すれば得るものも有れば失うものもある様に感じました。

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