自作の友

主に正12面体SP・BOXの製作関連とそれ以外のオーディオ製作が主です。時には季節の移ろいなどもアップする予定です。

カテゴリ: 6面体BOX

 訳有って、YAMAHA NS-3M Xを手に入れました。仕様は、リンクから参照下さい。今回の取り敢えずの目的は、スピーカーユニットを正12面体BOXに移植して様子を見ることです。取り外したユニットの銘板を見ると2Ωなので内部に有るNWとペアで使う仕様の様です。NWを流用する為には、箱をバラさないと取り出せないので先ず1台を解体しました。

YAMAHA NS-3M X  の外観_内部

 先ずは、インピーダンスを簡易SPインピーダンス測定器で測定します。
インピーダンス測定風景

[インピーダンス測定結果]
・ユニット単体(左上、赤線)→f0は、約130Hz。
・NW(右上、緑線)→3KHz辺りにピークが有る。
・ユニット単体+NW(左下、青線)→NWの効果で高域のインピーダンス上昇が抑えられている。
・YAMAHA NS-3M X(右下、黄線)→ポート共振周波数は、約63Hz。

1_単体 2_NW 3_単体+NW 4_BOX装着時 02
YAMAHA NS-3M X オーバーレイ
[まとめ]
・ユニット単体のインピーダンスが2Ωと異常に低い。意図が良く分らない。若しかしたらNWと組み合わせることで、周波数特性や耐入力などの改善を狙ったものか。因みにNWには直列抵抗として1Ωが入っており更にピークカット回路が直列に入っている。
・NWの効果は、周波数特性で検証したい。

 実は、FB仲間のNさんからホーンブースターⅢのホーン開口を背面にしてはとの提案を受けていました。が、ホーンブースターⅢの構造を変えるのは手間が掛かるのでDS-251MKⅡ底面ポートの位置を前側に作り直すことにより実現させました。加工状況を示します。底面ポートの一方は、アダプターで塞ぐので他方のポートが有効になります。
改造状況01~02
続いて、ホーンブースターⅢと一体化された状態を示します。写真の向かって左側が開口の位置が前側で、右側が開口の位置が背面になります。
左_ホーンブースターⅢ前面開放 右_ホーンブースターⅢ背面開放

 参考に、インピーダンスの比較(右側)を行いました。上が前面開口で、下が背面開口になります。
上_DS251MKⅡ+ホーンブースターⅢ前方開放 下_DS251MKⅡ+ホーンブースターⅢ背面開放 右
殆ど差は有りません。左側も同じでした。ホーンブースターⅢを一体化する前でも比較しましたが、ピークの周波数特性は変わらず、僅かにピークの高さに若干の違いがありました。

[試聴]
①和室での試聴(コミニティーセンター)
左_ホーンブースターⅢ前面開放 右_ホーンブースターⅢ背面開放

 押入れからBOX背面までの間隔は約65cmで、左右の壁からは概ね60~70cmの間隔を取り設置しました。写真左が前面開口で、右が背面開口になります。
 結果は、ベースや女性ボーカルの明瞭度は、明らかに左の前面開口に軍配が挙がりました。余談ですが、和室ながらホーンブースターⅢの威力は素晴らしくTITANICサントラ版(CD)のTrack01に入っている重低音も難なく再生できました。

②カフェでの試聴(三田ミュージックカフェ)
三田オーディオ研究会での様子

 メンバー5名+お客様1名で試聴しました。評価は、和室での試聴結果と同じで前面開口の方が良かったです。

[つぶやき]
 試聴するまでは、期待をしていましたが・・・。開口から放出される音は、低音域が主体では有りますが、明瞭度に影響する中域もそこそこ有る事が必要である様に思われました。

 昨日、三田オーディオ研究会で皆さんと試聴しました。先ずは、完成品右側のインピーダンスを載せておきます。
[DS251MKⅡ+ホーンブースターⅢ右のインピーダンス] 
DS251MKⅡ+ホーンブースターⅢ右
[参考 左側インピーダンス]
DS251MKⅡ+ホーンブースターⅢ左












左右とも、ほぼ同じ傾向を示しいます。

[研究会での写真]
正面~左側面

[試聴]
・低域でのこもりは、全く無くしかも締まった低音を聞かせてくれました。
・テスト音源には、マリンバの超低域音源が入っていますが今までの試聴会では聞けなかった超低域が見事に再生できました。主宰者のH氏は、30Hz辺りまでは出ているようだとのコメント。
・Y氏は、正12面体BOXの雰囲気に近いもので高評価でした。
・BOXをホーンブースターⅢに乗せた関係で普段聞く位置より高くなったのその効果が現れていました。コーヒー席までは、約3.5~4m離れていますがそこで聞くと生演奏をしているような感覚でカフェでの初めての経験でした。

[纏め]
・矢張り、ホーンブースターⅢにする事により、DS-251MKⅡが見違えるような音に変身しました。
・普通のブックシェル型~バスレフ型で低域不足に悩んでいる場合、BOX底面に若干の加工を施しこのホーンブースターⅢと一体化されることで高音質化が期待できます。(市販を検討中)

[ウーハーのインピーダンス]
DS251MKⅡ ウーハー測定中01
DS251MKⅡ ウーハー











Foは、約42Hzです。

[DS251MKⅡ+ホーンブースターⅢ] 
DS251MKⅡ+ホーンブースターⅢ左_正面と後面
DS251MKⅡ+ホーンブースターⅢ左                  











最低域のピークが13Hzで、ホーンブースターⅠと較べると、可也違いが有ります。試聴は未だですが、ホーンブースターⅠで問題だった「低域のこもり」が無くなり且つ、低域の下限値もより低くなっていることが想定されます。明日の試聴会で確認したいと思います。

[DS251MKⅡ+ホーンブースターⅠ]
DS251MKⅡ+ホーンブースターⅠ

 昨年7月に「DS-251MKⅡの高音質化」といタイトルで製作した機材を三田市の拠点(三田ミュージックカフェ)に置いたままの状態でした。次回の三田オーディオ研究会(4/5)での出し物が無いので昨日急遽、拠点に機材を取りに行きました。そこで、軽く試聴しインピーダンスも測定してみました。
DS-251MKⅡ_ホーンブースターⅠ
改めて聞くと低域の篭りが気に掛かります。しかし、25cm+ホーンブースターⅠの低域は中々捨てたものでは有りません。そこで、インピーダンスを測定してみました。
DS251MKⅡ+ホーンブースターⅠ
一番低いピークが21Hzなので、多分その周波数の近くまでは再生していることが想像されます。今までの試聴結果と概ね一致しているようです。

[今回の弄り方]
 YAMAHAイベント選出モデルにも採用したホーンブースターⅢにDS-251MKⅡとの組合せで攻めてみようと思います。以前、6面体BOX+ホーンブースターⅢの一連のテストが有るので6面体BOXを大型にしたものに相当します。

[DS-251MKⅡ関連のインピーダンス]
①ホーンブースターⅠから外した状態の写真です。φ100の開口が有るのでバスレフ型の特性を示します。
φ100の開口

DS251MKⅡ φ100開口厚み












②ほぼ密閉型
インピーダンスは、典型的な密閉型のカーブを描いています。
ほぼ密閉型
DS251MKⅡ 密閉型












尚、ウーハー単体は後日測定します。

↑このページのトップヘ