自作の友

主に正12面体SP・BOXの製作関連とそれ以外のオーディオ製作が主です。時には季節の移ろいなどもアップする予定です。

カテゴリ: OTLジャンク

 あわよくば、トランスが生きて欲しいとの望みを胸に、テストを開始しました。これに先立ち何れ必要になる温度ヒューズを入手しました。規格は、トランスの規格を鑑み70℃の物を入手しました。
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 早速試験と行きたいのですがスライダックが中々見つかりません。仕方ないので手持ちトランス(TANGO  ST-220)を焼損トランスと直列に繋ぎAC100Vを印加してみました。
テスト状況
 若し焼損トランスが生きていれば半分位の電圧が掛かっても良いのに100V端子には殆ど掛からず大部分はST-220に掛かっているではありませんか。もしやと思い回路を確認しますが問題は有りません。
正常であれば、インダクタンス比で分圧されるのですが・・・。矢張り相当なダメージを受けていたと考えられます。バイアス回路①がパンク状態で可成りの時間が経過しそしてコイルの絶縁が損傷を受けインダクタンスが激減(=ショート状態)しやっとヒューズが溶断した物と推測されます。
AC100V端子の一方の結線が外れていた事実を考えればトランス温度は、半田の融点を軽くオーバーしていたものと考えられます。もしこれが原因で火災にでもなればどう言う事になるでしょうか?。

 そこで対策を考えてみました。特にOTLは低負荷では、大幅に電流値が増えるので(メイン)ヒューズには余裕を持たせたいところです。若しそうするなら例えば温度ヒューズをトランスに密着させ(メイン)ヒューズが溶断する前に温度ヒューズが溶断する機能を付加すべきではないかと思い今回購入した次第です。

 さて、今後の展開ですが取り敢えず簡単な回路図を起こし、そして参考文献(OTLの設計と製作)を参考にしながら手持ちトランスが使えないかどうかを考えたいと思います。元の所有者(多分、製作者かも)には、手紙は届いているようですが未だ返信は有りません。 つづく

 トランスの絶縁状況が分かりました。アースと各巻線に250Vを印加した場合、最も低い値が5MΩで他は問題有りませんでした。続いて巻線間の絶縁を確認しました。バイアス用巻線が①~③とありますが①と②で導通が有りました。①と②はそれぞれの抵抗値を示しているので両者間にある絶縁紙が焼け且つ可成りの高温で巻線の被膜が無くなりショートしているものと思われます。
焼損状況

 これらの結果は、バイアス①の後続回路がショート状態であった事と符合しています。

 さてこれからですが、トランスのAC100V端子にスライダックで徐々に電圧を加えてどうなるかを観察したいと思います。また、この商品の大元の出品者情報を教えて頂きましたので、現在コンタクト中です。 これらの進捗結果は、次回報告します!。

 先ずは、焼損原因を確認するため電源TRからの結線回路を当たってみました。
TR結線をばらす
TR電源端子

 結果は、以下の通りでした。
①フューズ(6A)は溶断していました。また電源TRのAC100V端子の一次側ケーブルの一つの結線が外れていました。恐らくTR温度が半田の融点以上に高くなり半田付けが外れたものと思われます。→フューズの電流値が少々高すぎるかと思います。
②TRの結線を全て外し後続の回路を確認したらバイアス用電源の内の一つにショートが有りました。

 という結果でした。取り敢えず電源TRの絶縁を測定してから方向を決めたいと思います。 つづく

 FBの年頭で真空管式のオールインワンアンプを計画したいと言ってしまったのです。別に現行のオールインワンアンプ(ラズパイ+D級アンプ)に不満がある訳では無いのですが・・。と言う訳でヤフオクを見ていたらジャンク品(トランスを焼損)でしたが、プリント基板を使うなどユニークな点があったので送料込みで5Kで落札しました。外観は次の通りです。
外観
 続いて内部はこんな感じです。
内部写真トリミング

 本格的な調査は後日からとしますが、粗方の状況が分かりました。
①焼損した個所は、B電源巻線の様です。ダイオードやケミコンがパンクした場合は、フューズが飛ぶはずですが、規定値が高くて溶断しなかった様です。
②OTL回路は、一電源方式のSEPPなので出力コンデンサーが有ります。
③初段~ドライブ段の真空管は、6F3と言う文字が見えたので恐らく6F3P(6BM8と互換)と思われます。内部を見ると複合管でした。どんな回路かは、後日報告したいと思います。 つづく

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