自作の友

主に正12面体SP・BOXの製作関連とそれ以外のオーディオ製作が主です。時には季節の移ろいなどもアップする予定です。

カテゴリ: エンクロージャーの特性

 T邸での、インピーダンス測定の続きです。

 [シーメンス編]の続き
 ユニットの品番は、シーメンス/14gVAG 14Ωです。また、製作されたSP・BOXのサイズ等は、定例オーディオ試聴会を参照下さい。

 [ミニA7編]
 先ずは、外観を示します。
ミニA7_正面
ミニA7_裏面
続いて、インピーダンスを示します。
(2way)
ミニA7 €€2WAY
(ウーハーのみ)
ミニA7 ウーハーのみ

 非常に面白いカーブを示しています。ウーハー単体や密閉型でのデータがあれば、色んな考察が出来ると思います。

[追記]
①この簡易SPインピーダンス測定器の次のバージョンそしては、本体インターフェースはそのまま利用し周波数特性が計れる付属モジュールを開発中です。

②Tさんが製作された自作スピーカーが多数あるので、インピーダンスを含めた特性を纏めてみたいと思います。

 本日は、知り合いのT邸にお邪魔し「簡易SPインピーダンス測定器」を納品しました。T氏は、非常に満足されていました。
お邪魔した際に、2種類ほど測定しましたのでアップさせて頂きます。先ずは、シーメンス編。

[シーメンス編]
先ずは、外観を示します。
シーメンス
シーメンス 密閉型
今回は、密閉型,バスレフ型及び後面開放型のインピーダンスを測定しました。
①密閉型
シーメンス 密閉型・png
②後面開放型
シーメンス 後面開放型・png
③バスレフ型
シーメンス バスレフ VP50 Φ50_35mm・png
・コメント
個々のグラフに関するコメントは省略しますが、非常の面白いカーブです。バスレフ型に関しては、ポート口径(測定時はVP50(内径50mm))を小さくした方が効果的な様にみました。単体ユニットのカーブが有れば、更に色んな考察できると思います。また、試聴結果と対比すれば更に面白い結果が得られると思います。

 今回は、試作中の「簡易SPインピーダンス測定器」を持ち込み出品された自作SPのインピーダンスを測定しました。
インピーダンス測定風景01-02
簡易SPインピーダンス測定器

[参加者のコメント]
昨日はありがとうございました。
キット化が実現したら、とても頼もしい開発アイテムになりそですね。

他のインピーダンス測定例を紹介します。
[FF165WK_変形12面体BOX_ホーンブースターⅢ]

ff165wk  外観 単体インピーダンス グラフ
ⅢFF165WK_変形12面体BOX_ホーンブースター

[コメント]
単体のf0は、概ね45Hz辺りですが「ホーンブースター」の効果でf0のピークは無くなっています。共振エネルギーが有効に使われている証左かもしれません。

[Claret Audio SZKE-115i 4Ω]
Claret Audio 写真とインピーダンス
単体での測定結果です。


尚、「簡易SPインピーダンス測定器」に関しては、近日中に頒布を予定しています。

 今回は、創造の館 音楽苦楽部の記事に従ってSPインピーダンスを測ってみました。測定の流れは以下の通りです。
ZOOM_H2
[測定の流れ]
1.テスト信号を作る(無料ソフトでスイープ信号を作る)
2.ICレコーダーで記録する(VspとVrを記録(録音)する)
3.FFT分析する(オーバーレィファイル(OVERLAY.WSO)を書き出す)
4.インピーダンスを計算する(マクロソフトで計算)

2.は、手持ちのICレコーダー(ZOOMのH4)は外部入力のマイクジャックが無かったのでが、確か同じくZOOMのH2を落札していたことを思い出し箱を引っ掻き回すと出てきました。運良くマイク入力が有り動作も問題有りませんでした。
4.は、流石にLebreofficeでは計算できないのでMicrosoft Office 365 ダウンロード版を格安で手に入れインストールしました。

 取り敢えず、D-200改(コーン紙とエッジを改造)エンクロージャーを新旧ホーンブースターに取り付け比較して見ました。左が、①旧ホーンブースターで右が②新ホーンブースターです。
20220831_214528
内部構造は、①はブログ記事に示し②は、下記の通りです。
新ホーンブースターの内部構造

[結果]
1.インピーダンス
上が、新ホーンブースター(②)で下が旧ホーンブースター(①)です。絶対値は、検討の余地が有りますが相対的な傾向には十分使えるように思います。
上_新ホーンブースター 下_旧ホーンブースター (2)
2.周波数特性
上が、新ホーンブースター(②)で下が旧ホーンブースター(①)です。測定範囲は、10Hz~1000Hzです。
上_新ホーンブースター 下_旧ホーンブースター
 
 矢張りインピーダンスが変わると周波数特性も追随して変わることが良く分かります。そして、ホーンロードは、旧ホーンブースター(①)の方が強く掛かっていることが推測されます。
 専用の測定器を買わなくてもインピーダンスの傾向は、十分把握できるようです。

 兼ね兼ねSPシステムのインピーダンスを測りたいとは思っていましたが中々実現しませんでした。話は長くなりますが実は、Aさんとは以前シャーシ製作をさせて頂いた関係で正12面体BOXの評価までやって頂きました。それらのやり取りの中でSPシステムのインピーダンスを測る簡単な部品を頂いて居りました。今回、この部品らを組み合わせて昨日からトライしていましたが一向に旨く行きませんでした。
 今朝、ふと考えるとどうやらオールインワンアンプ(ラズパイ+D級アンプ)のD級アンプがBTL出力なのが原因ではないかと思い当たりました。そこで手持ちの通常出力アンプ(BTL出力でないもの)を見ますと真空管アンプが先ず目に留まりました。が、一寸重いのでと思っていると埃を被ったW氏製作の超小型アンプが目に留まりました。と言う事で朝から確認を始めました。下記に簡単なテスト機器を載せます。
[測定方法]
・ラズパイOUT(スイープ信号)→超小型アンプ→0.5Ωの抵抗を直列に噛ましてSPシステムに接続→0.5Ωの両端の電圧をオーディオインターフェース経由で録音→WaveSpectraで解析
測定機器

測定結果1
 手始めにOM-OF101+正12面体BOX+新ホーンブースターを測定しました。
20220817_131432
OM-OF101_正12面体BOX_新ホーンブースター01_左-crop
未だインピーダンスとは言えませんが挙動は分かります。86Hz辺りにピークが有りますますがそれ以外にはピークは有りません。左右共変わりません。ネット情報②にあるインピーダンスカーブ(JIS箱(大型密閉箱))に近い物です。故に、測定したシステムの動作としては、ほぼJIS箱(大型密閉箱)に近い物と想定されます。

測定結果2
 この測定法の検出力を確認する為、W4-1337SDF+小型バスレフBOXのデータを取ってみました。
W4-1337SDF_小型バスレフBOXの写真
W4-1337SDF_小型バスレフBOX-crop
一応は、バスレフ動作をしているので検出力はまずまずと言えます。

[参考情報]
①創造の館 音楽苦楽部
https://souzouno-yakata.com/audio/2017/10/15/25527/

②ONKYO OM-OF101 辛口レビュー
https://otokoubouz.info/onkyo_om-of101/#OM-OF101%E3%81%AE%E8%AB%B8%E7%89%B9%E6%80%A7%E3%81%AE%E6%A4%9C%E8%A8%8E

③W4-1337SDF をATL Ver.2で聴く
https://sasha3.blog.ss-blog.jp/2015-01-25

④アドミタンスとは何か
https://hegtel.com/admittance.html

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