自作の友

主に正12面体SP・BOXの製作関連とそれ以外のオーディオ製作が主です。時には季節の移ろいなどもアップする予定です。

カテゴリ: ヤマハ・イベント

 一寸時間が出来たのでヤマハ頒布ユニットからヤマハの10cmウーハーに交換して出音状況を確認しました。これが、ヤマハのウーハーです。開口は、φ121程度。
ヤマハ ウーハー  正面~裏面

 ヤマハに応募した当初から、バッフル交換できるよう仕組んでいた上に予備バッフルも作ってあったので作業が非常に早く出来ました。
予備バッフルはφ98でしたのでセンター出し用のアダプターを作りトリマーとトリマーターンテーブルで所望の開口に変更できました。
加工準備~完了

 早速、交換してみました。左がヤマハ頒布ユニットで右はヤマハ製ウーハーに変更した写真です。
ヤマハ 左_頒布ユニット 右_ウーハー取付

ヤマハ頒布ユニットの高域寄りの音とは開放されましたが、もう少し高域が欲しい所です。スマホアプリ(FFTWave)で確認すると6KHz辺りからダラ下がりの様子です。一方、低域は頒布ユニットよりか大分下まで再生しています。

 この様に正12面体BOXであると非常にバッフル交換が簡単なので適合するユニット毎にバッフルを付けておくと比較試聴が極めて短時間で行える利点があります。6面体BOXでも、サブバッフル用の交換仕組を作っておけば同様な事が言えます。

 今日、ヤマハから作品が帰りました。そして、貴重な無響室データが添えられていました。早速、私なりに分析してみたいと思います。図の上側がユニット単体で、下側がユニット+エンクロージャーの特性になります。縦方向のスパンをほぼ合わせる為に、下側は50%に圧縮しました。
上_ユニット単独 下_ユニット+エンクロージャー

①インピーダンス特性
エンクロージャー付の場合は、ホーン構造のスタンドが付いていますがほぼ密閉型に近い挙動を示しています。

②周波数特性
・1KHz以上:ユニットとほぼ一緒のグラフです。
・1KHz~100Hz:正12面体BOX /ホーンによる凹凸が見られます。
・90Hz:この凹みは、ユニットに起因するものと見られます。
・90Hz未満:徐々にホーン効果があられています。更に40~30Hzでは、明確な効果が現れています。また、20Hzでもユニット単独と較べても明らかな効果が見られます。

[まとめ]
 今回は、ヤマハのイベントにエントリーし試聴会まで参加する事ができ、大変光栄に思っています。そして、正12面体BOXが僅かですが認知されたかと思います。ところで、今回のヤマハ選出モデルに関しては、キットを含めた商品化を考えたいと思います。

 昨日、損保会館で待ちに待った”ヤマハと創るスピーカー自作&試聴イベント”が開催されました。ユニット頒布は70組前後だったようです。応募作品の書類選考で10組が選出され当日の試聴イベントを迎えました。当日前半は、オーディオライターの小澤隆久氏によるデモの形で、「ヤマハと創るスピーカー自作&試聴イベント」から選出された全10作品を試聴しました。後半は、持ち時間各2分による全10作品の一気試聴がありました。この写真は、後半の発表順に沿って撮った物です。
順番1-2
順番3-4
順番5-6
順番7-8
順番9-10

各自、夫々の考え方で具現化した自作スピーカーは非常にユニークで聞き応えのあるものでした。

尚、三田オーディオ研究会では、11/16(土)ヤマハ9cmフルレンジスピーカーの視聴会を開催します。試聴イベント選出作品3台ほかの公開視聴を予定しています。詳細内容は、facebookで随時更新していきます。場所は、ゆめMusic&Cafe(兵庫県三田市)です。

 その後の経過について報告しておきます。ヤマハ・ユニットを受取ったのは、7月の初め。製作条件は、下記の通りでした。
・ヤマハ製フルレンジスピーカーユニット(9cm)を左右チャンネルに1本づつ使用すること
・スピーカーユニットは提供品のみを使用し、他のユニットと組み合わせないこと
・最大サイズ:宅配便の160サイズ(梱包後の3辺の合計が160cm以内、25kgまで)
・補正回路の使用可
・アクティブタイプ可

[製作工程]
・設計完了:~7/18
・製作期間:7/19~9/6
・三田オーディオ研究会で披露:9/7

[応募作品の仕上り状況]

正面_側面_背面

[その後の経過]
・応募作品の応募:9/8(応募期限は9/9)
・ヤマハからの連絡:「選考通過」の連絡(9/11)



■試聴イベントのご案内(ヤマハからのメールを転載)

第1回MJオーディオラボ」の企画の1つとして、選出された10作品の試聴会を実施いたします。
 

「ヤマハと創るスピーカー自作&試聴イベント」 試聴会概要

 

日時:2024年10月6日(日) 11:00〜18:00(開場10:30)

場所:損保会館(東京都千代田区神田淡路町2-9)

内容:オーディオライターの小澤隆久氏によるデモの形で、

   「ヤマハと創るスピーカー自作&試聴イベント」から選出された全10作品を試聴します。

※「第1回MJオーディオラボ」の詳細はこちら
https://www.seibundo-shinkosha.net/mj/?p=4260

 ヤマハのユニットが送付されるまでに一寸確認しようと思います。内容としては、下記の通りです。
①正12面体BOXサイズの検討
②正12面体BOXの意匠としてクッションフロアが使えるどうかの確認
③10cmユニットを現行システム(正12面体BOX+改造版ホーンブースター)で使った場合の傾向把握

 取り敢えず、②,③を先行して確認します。

 先ずクッション・フロアを選択したのは、リフォームで可也格闘した結果、SP・BOXの意匠としての有用性を認識したからです。「クッションフロアの種類と選び方」を参照すると次のような記述があります。
・シートの中間層に発泡塩化ビニールを使うことで通常の床よりもクッション性が高いことが特徴です。
・クッションフロアは、そもそもクッション性があるので通常の床よりも遮音性能が高いです。(防音効果)
・クッションフロアは、さまざまなメーカーによって、シンプルなデザインのものからおしゃれな可愛らしいデザインのものまで販売されています。

 即ち、エンクロージャー表面にクッションフロアを貼れば”不要振動の放射が抑えられる”効果が期待でき、更に”高いデザイン性”があります。

 そこで、リフォームで余ったクッションフロアを取り敢えず正12面体BOXのフロント・バッフルの表面に貼ってみて正5角形を切り出す際の問題点を確認しました。(確認事項②)接着剤としては、木工ボンドを使用。
ヤマコン01

危惧していたクッションフロアの”柔らかさ”或いは”板材からの剥離”は、全く問題ない事が分りました。

 続いて確認事項③について述べます。数少ない手持ちユニットで選定したのは、アラミド繊維コーンを採用した10 cmフルレンジスピーカー(4Ω)です。取り敢えずクッションフロアを貼ったフロント・バッフルに取り付けてみました。
20240626_04
今回使ったクッションフロアと旨くマッチングしているように見えます。 つづく。

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